疑惑の肺炎

あまりにも暇なので、ヲレの病気を分析する。まず、自分で疑っている(信じている)のが肺炎なので、Googleで調べる。

肺炎の主な症状はせき、発熱、悪寒、胸痛、喀痰、呼吸困難などで、これらの症状は数日間続きます。

そのとおり。ここに至るまでは、7日間ほど咳・鼻水などの風邪の症状、そして先週水曜日に激しい咳、金曜日に高熱・・・この辺で肺炎を起こしたと思われる。

聴診上は病変部分に肺胞呼吸音の減弱、気管支呼吸音および水泡音が認められ、打診上では濁音が認められます。

身体上の所見であるが、かかりつけ医は、「胸(の音)はきれいなんだよね」と言っている。確かに、時々起こるぜんそくのような症状は今回見られない。この辺がいつもと違うところ。

肺炎は肺に吸入された病原菌、菌に感染した環境などによって呼び方が違います。

病原菌は特定していないので判らないが、特徴から想像するに「市中肺炎−細菌性肺炎」でしょう。入院していないので院内肺炎はあり得ないし、高齢者でも無いので、嚥下性肺炎でもない。市中肺炎は、「通常の社会生活を送っている人に見られる肺炎」とののこと。

肺炎の重症度であるが、

体温37.5℃以下、脈拍100/分以下、脱水症状無し

で、身体所見による判定ではいまのところ軽症。胸部レントゲンを撮ってみれば陰影が見えるかもしれないが、これは未検診。血液検査の必要もあるがこれも未実施。

原則として、軽症及び中等症例で脱水を伴わない症例は外来での治療、中等症で脱水症状を伴うもの及び重症例では入院して治療を行います。
一般的には、病原菌に対して適切な抗菌薬での治療が行われれば、1〜2週間で胸部X線像の浸潤影は消失して治癒します。

脱水症状にならないようこまめに水分補給をしているので、これは大丈夫。従って、外来治療となるので現状のとおり外来治療による静養中。

化学療法としては、

肺炎を起こした病原菌にあった抗菌薬による治療が重要ですが、その特定には時間がかかるため、まず始めは推定病原菌に対しての治療(エンピリック治療:empiric therapy)を行うことになります。

なるほど、その通りの治療をしているわけであるが、このエンピリック治療では、ヲレのような細菌性肺炎の疑いの場合、選択される抗生物質の一つとして「ニューキロン系」の抗生物質がある。おおおおおおっ

クラビット錠。医薬品。抗生物質の一種。ニューキノロン系。第一製薬から発売されている。一般名:レボフロキサシン(Levofloxacin)。主に細菌の感染症に有効。クラミジアに対しての効果も認められる。

昨日から投与されている抗生物質がコレではないか。捜査線上に浮かんだ様々な疑惑が一本に結ばれた瞬間のようだ。ということで、結論としては、限りなく肺炎の疑いが濃い。じゃあ、どうしていいかわからない。このまま、薬を飲んでのんびりしていればいいのか・・・

日本では、全死因別にみると年間約8万人が肺炎により死亡し、その死亡率は8.6%となっている。死因順位は、最近20年間第4位を占めている病気 である。

死亡率8%ってかなり高くない?うーん、いい加減にしていると死ぬかも知れない。現在、体温37.7度。明日も熱があるようであれば、総合病院に行ってみよう。