2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ドワンゴは、ニコニコ動画を提供する企業。着メロやオンラインネットワークゲームなど、幅広いコンテンツを提供している。この本はその創世記から現在に至るまでを順を追って紹介をしている。これが実に楽しいというか懐かしい。私が最初に手に入れたパソコ…
前作『陽気なギャングが地球を回す』以上につまらなかった。そもそもこの小説は、短編で書かれたものをつなぎ合わせて長編に再編したものらしく、全体のプロットに統一感がない。伊坂幸太郎らしい綿密な仕組み、仕掛けがないのだ。とってつけたような会話も…
いわゆるタイムトラベルもの。この分野はどう描いても面白いネタなんだけれどもなんでこんなにつまらないのだ。前作のように過去から現代に来た設定であればかまわないが、逆となればそれなりの時代考証をしてもらいたい。あまりにも漫画チックでつまらない…
映画『海洋天堂』を観た。2010年中国作品。脚本に惚れ込んだジェット・リーがノーヒーロー、ノーアクション、ノーギャラで出演したというものであるが、確かにノーアクションだった。それどころか、泳ぎさえもろくろくできない無様な姿を見せていた。もっと…
銀行強盗が出くわすタイプの小説としては、先月亡くなった桑原譲太郎『アウトローは静かに騒ぐ』という傑作があるが、うーん、残念ながらこれは超えていないなあ。読み終わってみればまったく違う展開で比較にはならないのだけれど。楽しそうな表紙デザイン…
この人、もう自転車関係の本しか書かないのか。競輪小説と言えば、誰それ関係なく手に取るのだが(金欠なのに単行本を買っちゃったよ)、意気込んで読んでみれば、業界紙の新人女性記者がちょろちょろ出てきて競輪の基本的な知識を述べさせたりしている。そ…
浅田次郎著『壬生義士伝』に感動して読み始めた割には、ちょー軽い。でも、物語としては面白くて、あっという間に読了。展開としては、以前からある定番パターンで驚きはない。表紙が目立つ、タイトルと表紙デザインの勝利。でもこれ、映像も楽しいかもしれ…
素晴らしい、久しぶりの借金しても読め本だ。新撰組ものについては、定番である司馬遼太郎、池波正太郎、子母沢寛も読んでいるが、浅田次郎はこうくるかと驚きを持って読み終わった。壬生義士伝 4枚組 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2002/0…
5月に購入したサーモスのタンブラー(http://d.hatena.ne.jp/tipitu/20110501/1304391215)がすこぶる具合が良く、この夏は非常に活躍をした。400mlなので缶ビール飲むにはちょうど良いサイズ。夏は氷を入れて飲むのでこのくらいの容量が適切か。こんなふう…
『曙光の街』の続編。相変わらず、漫画みたいな展開でつまらない。「アクション・ノヴェルの傑作」と表現する根拠が見いだせない。シリーズとしてもう一冊あるが、もう読まない。小説を読むことの楽しみが感じられないシリーズ。ヲレの人生、もう短い。浅田…
新型MacBook Air(11インチ)を購入したことは、既に記事にしているが、MacBook Airを快適に、効率的に、確実に、安心して使うためにいくつかのアイテムを購入した。凄く特別なアイテムではない。必要最低限のものだけ。Apple USB Ethernet アダプタ。職場で…
『100000年後の安全』という映画を観た。その数日前には『ミツバチの羽音と地球の回転』という映画も観た。先日も武田邦彦氏の講演も聴いたりして、もう反原発ウィークになってしまっているが、これは偶然で意図的ではない。 映画「100000年後の安全」公式サ…
安心して手に取ることが出来る作家の一人、重松清とは同年代なので、今まで感じてきたことが同じなのかもしれない。何気ない日常を描いたところで共感できる部分が多い。妻を亡くした主人公の娘は我が子と同じ中学生2年生の娘。同じなんだよね小説の中と。最…
副題が「東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録」なんだけれども、この「無名戦士」という表現が麻生幾らしい。戦士かよって突っ込みたくなるが、文章もそれらしくテンションのむちゃくちゃ高い。読んでいて恥ずかしくなるほどだ。小説では無くノンフィク…