病床日記、肺炎、ガチフロ錠

朝、お決まりの37.3度の微熱がある。同居人や子ども達は、元気にヲレを置き去りにしていく。ヲレは、覚悟を決めて総合病院に行く。病院に出かける前に、直近2週間程度の症状、体温、対処療法などを箇条書きしたA4半ページ程度のレポートを作る。

総合内科の受付をし、出がけに作ったレポート、お薬手帳、人間ドックで行ったヘリカルCTの所見票2枚を提出。待合いで待っていたら、診察もされずに胸部レントゲンを受けるよう指示。撮影が終わった後、待合いで待っていたら、今度は呼吸器科から血液検査と尿検査を受けるよう指示される。この時点でも診察なし。

呼吸器科に回されたことで、陰影があったものと確信する。血液検査もインターネットで調べた診断のための検査のとおりで、肺炎コースにまっしぐらの状態。

で、やっと診察。レポートを始め、抗生物質による対処療法の状況、胸部X線写真、血液検査など状況証拠がバッチり揃い、先生は自信を持って

軽症の肺炎です。

と明確に指摘される。というか、想定通りの診断。説明を求めると、片肺の4分の1程度の陰影、血液検査の結果、炎症はそれほど酷くない(CRPの数値?)、人間ドックで指摘された影は、今回の症状には影響ない等々。人にうつるかの質問には「細菌の種類によっては」。

処方された抗生物質がクラビット錠から、同じニューキノロン系のガチフロ錠100mgに変更された。「クラビットは、効いていると思うが」と言いながら、マイコプラズマやクラミジアという微生物にも有効なより強力なガチフロ錠に変更されたということは、流行の肺炎マイコプラズマ当たりも視野に入れたということだろうか。

いずれにしろ、現時点では、細菌の特定がされていない。で、「仕事は?」と再確認すると、

駄目です。最低でも今週中は自宅で大人しくしていなさい。外来治療で良いですが、安静にしていること。

と、これまた明確に指摘される。「1週間も仕事に行かないと机が無くなります」と食い下がると「のんびりしていなさい」と取り合ってくれない。ということで、

ものすごく、のんびりしてます。

職場の皆様、すみません。今回のヲレの症状の場合、風邪のようなダルさが無いところで、37度台の微熱と時々出る激しい咳・痰以外は、病気らしくないところが特徴(笑)。したがって、本当にのんびりしています。家にはヲレ一人しかいないし、本当に、こんなにのんびりしているは、結婚してから初めてだなあと複雑な心境。

今回の反省点。小遣い808円にびびって、風邪の初期症状が表れた時点で、かかりつけ医に行かなかったこと。これが、今回の「実に、のんびり」を生み出してしまったと思っている。かなり反省。現在、体温37.6度。