眼鏡吹き飛ぶセントレア、ETC事故

眼鏡吹き飛ぶセントレアのスカイデッキ

福井県の出張から帰ってくる途中、名神高速道路が大渋滞(関ヶ原−小牧区間通過4時間以上)ということであるので、関ヶ原ICで降りて東名阪、伊勢湾岸道を目指す。原因は工事渋滞であるが、これほどの渋滞を起こす工事をやるなよって。順調に迂回し、ついでに知多半島道路を通ってセントレア中部国際空港)に30分ほど寄り道。

感想を一言で言うと、アクセス道路を含め豪華絢爛の華麗な空港だ。トヨタ方式とやらで経費削減をしたとはいえ、これだけのものを造る日本の経済力はまだまだ捨てたものではないと勘違いしてしまうほど。


空港利用者以外にも見学者の数がものすごい(自分もその一人か)。下手なアウトレットとかに行くよりも、各種ショップや飲食店が充実している。これは楽しい。展望風呂まである。テーマパークのようで、ここに数時間いれば、飛行機に乗らなくてもあれこれお金を使うことになってしまうだろう。


空港全体や飛び立つ飛行機の見学は、延長300メートルのスカイデッキで。この日は強風で、足下を取られそうになるほど。先端まで来て油断したら、眼鏡が吹き飛び、30メートルほど床を滑っていく。どこに行ったのか判らなくなってしまったが、ガードマンが拾ってきてくれた。無茶苦茶やね、この風。これで離発着できるんかい。試験飛行の時は横風で着陸出来なかったこともあったと聞いたが。海上空港であるからの心配。深刻な事故が起きなければいいなと祈るしかない。

セントレアと言えば、南知多町美浜町の合併協議会が新市名を「南セントレア市」と勝手に決めたことで、結局合併がご破算となってしまったという印象が強い。全国的にみてもお粗末な合併協議であるが、これらを扱った「幻の南セントレア市まとめサイト(http://marblog.net/minami-centrair/)」が面白い。

2001年3月のETC運用開始以来、ETCゾーン内の事故で今回を含め収受員3人が死亡し、10人以上が負傷。ETCの開閉バーが開かずに車とぶつかるなどした物損事故も、阪神高速道路公団だけで昨年度311件発生。

収受員3人死亡って、結構な確率ではないかい。やっぱりあそこでグイッーって加速するのはやめよう。反省。