グミ・チョコレート・パイン(グミ編)

大槻ゲンジ著、角川書店刊。芸能人などが書いた本は、死ぬほどつまらないか強烈に面白いかの両極端に感じる。この本の場合は後者の方。特に小説なので購入時はどうかなと疑問を感じたのだが、一気読み。テレビを見ていても、あーこの人、妙な事にこだわっているなあ、と感じるけど、まさにそのとおりの小説。
恐らく自分の経験を素直に隠さず書いているのが共感も得るのであろう。すごく懐かしく感じる。ロックに興味があってバンドをやった事がある人なら、より一層楽しめる。江口寿史の装丁もエロぽくて良い。なお、続編の「チョコレート編」「パイン編」もある。期待大。お薦め度:70/100)
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グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)