リピトール錠5mgの効果が凄い

今日は、某総合病院心臓血管内科で診察。ヲレにとっては、2ヶ月に一回のリラックスタイム。年寄りみたいだが、病院内は暖かい。湿度も温度も快適で外の冬空が嘘のよう。ほとんど待ち時間なしの血液検査をして、ラウンジでホットココアを飲みながらとっておきの小説を読んだり、iPhoneTwitterのチェックをしたりして診察予約までの時間を過ごす。診察は短時間だが、自分の生活や体調のことを考え直す良い機会、先生のちょっとしたアドバイスを心に刻む。診療報酬の計算や処方箋の発行は外来窓口でやってくれるのであっという間。そのまま自動支払機で会計を済ませる。歩いて30秒の門前薬局へ処方箋を出して、2階の休憩室へ。この休憩室に人がいたことはない。広くて綺麗で、そして何よりもPanasonicのマッサージチェアREAL PRO豪華版が3台置いてあって自由に使える。もちろん、誰も使っていないので最も日当たりの良い所のマッサージチェアを選んでリラックス。小説の続きを読みながら、コリ揉みほぐしを2回。うつらうつら、眼がとろ〜り。その頃になると正面にある大型液晶テレビにヲレの受付番号が調剤完了したことが表示されている。よろよろと立ち上がり、階下で薬を受け取る。どうでもよい薬剤師の問いかけには適当に応えて時間短縮。昼食には少し早い時間だが、もう一度、病院に戻り、展望レストランでランチ。さすがに空いている。ここでも陽だまりに席を取り、揚げたて熱々の牡蠣フライ定食にソースをドボドボ掛けて食べる。うまい!食後の読書をしながら、一休み。もうやることがないので、散歩がてら歩いて帰宅。時間がゆったり流れる。午後からは仕事に行く。たまにはこういう日もあってもいいのではないかと習慣化させていることの一つ。

あれ、タイトルのリピトール錠が出てこない。では、そっちの話をする。

ヲレが死ぬ時の要因は、循環器の機能不全からだと思っているが、少しでもそのリスクを下げるために、現在、降圧剤のコニール錠を朝晩1錠づつ服用している。一昨年の人間ドックで眼底出血の跡があることが判明したからだ。昨年の人間ドックでは、悪玉コレストロール(LDL値)が160となり要受診となった。それまでも毎年140強でギリギリの数値であったが、いよいよ上昇傾向に転じた。

前出の心臓血管内科でいくつかの生体検査をしてもらった結果、2ヶ月前、先生から次のようなアドバイスをもらった。

あなたの場合は、おそらく遺伝や体質によるもので、これからこの数値を減らすためにものすごい食事制限をしたり無理な運動をしても多分改善が見られないかもしれない。あるいは、あんなに努力したのにあんなに(食べるのを)我慢したのに、これだけしか下がらないのか程度かもしれない。例えば、あなたの体重100キロを超えていて、運動・ダイエットの結果60キロまで体重が減るようなことであれば数値は下がるかもしれない。あるいはあるいは、もの凄い恐妻の管理下の基、完璧な食事制限がされ、味が薄い屁のような食事を続ければ、数値は下がるかもしれない。でもあなたは、すでに結婚をされているし、体重も50キロ台、今後も劇的に数値が下がっていくことは無いだろう。努力をして頑張ってみるということは否定しないし、そのような意識でいることは良いことだと思う。まだ若いので今すぐこの数値を改善しなければという状況でもない。けれども将来に対してのリスクを減らしていくことは必要であろう。幸いにして、中性脂肪を下げる薬はあっても劇的な効果は期待できないが、悪玉コレストロールの数値を下げる薬は実に効果がてき面に表れる。こんな薬一つでこんなに数値が下がるのかっていうくらい。ああ、オレの今までの努力はなんだったんだろうと後悔するかもしれない。まだ胃腸も体も健康なんだから、美味しいものを気持ち良く食べて、楽しく暮らそうよ。ねっ、薬、飲まない?強制はしないけれども・・・。

後半、若干の脚色はあるが、こんな感じで悪魔のささやきを聴いちゃった時には、もう試してみるしかないと、一日一回リピトール錠5mgを服用することになった。で、2ヶ月後の今日の血液検査の結果は、LDL値が103になっている。おー、すごーい。忘年会、年末年始、新年会の暴飲暴食も何のその。これなら飲みますよリピトール、薬価から計算すると1錠当たりの自己負担額は25円、月に700円程度ですよ、安いですよ、奥さん。ということでリピトール愛用している。