マンモス・ハンター(下)

午後になって微熱、37.4度。なにもやる気が起こらない。布団に入って『地上の旅人(7) マンモス・ハンター(下)』を読み始める。集中力がないので、斜め読み。内容的には、これで十分だ。

マンモスハンター (下) エイラ 地上の旅人(7)

マンモスハンター (下) エイラ 地上の旅人(7)

1000ページちかく読んでやっと始まった肝心のマンモス狩りは、あっけなく終了。なんじゃい。エイラの活躍もあまりない。つまらない。

前後、冬のソナタより陳腐な恋愛劇がダラダラ続き、うんざり。ただし、平頭と言われる旧人ネアンデルタール人を獣と扱い、差別をする一族(クロマニオン人)の意識には今の世の中の様々な差別の原型にも見え、読んでいて辛いモノがある。旧人に育てられたエイラの怒りの原点も同じだろう。

エイラもやっと再び旅に出ることになる。これで少しは新しい展開があるだろうと今後に期待。しかし、この「マンモス・ハンター」だけで1300ページは長すぎないか?