キャッチセールス潜入ルポ ついていったらこうなった

7月31日に掲載した『アマゾン・ドット・コムの光と影』が面白かったので(http://d.hatena.ne.jp/tipitu/20050731)、偶々見つけたキャッチセールス潜入ルポの本を読んでみた。

著者が街角でキャッチセールスのために声をかけられて、それに本当について行ったときの体験をまとめたもの。実に面白い。世の中には、こんな風に騙されて、大切な貴重なお金を捨てていく人たちがいるのだなあと、本人の身になれば堪らないけど、第三者的に見ていると滑稽になる。

大体が世の中に良心というモノが段々と薄れていき、こういう詐欺的商法に関わることに抵抗がなくなっている人たちが山ほどいること自体が恐ろしい。

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

こっちも面白い。同じ潜入ルポであるが、Amazonの不思議さが若干判ったような気になる本。もちろんAmazonは、詐欺的商法ではなく、我々に十分な便益と利益をもたらしてくれる優良な企業で、十分その利便性を供与させてもらっている。けれどもだ・・・この本は読んでみると良い。