アマゾン・ドット・コムの光と影

実に面白かった。いつも利用しているAmazon.comであるが、早ければ翌々日には自宅に届く配送や物流態勢がどうなっているのか不思議であったのだが、この本を読むと納得することができる。なぜなら、この本はAmazon側から出された情報で書かれたモノではなく、著者がAmazon物流センターにアルバイトとして潜入取材をして書かれたモノだからだ。

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

ヲレは小学生の頃から本が好きで、履歴書には必ず趣味読書と書いている。将来の仕事は本屋さんと考えたモノだ。

当時、早川義夫著『ぼくは本屋のおやじさん』など、舐めるように読んだ。この本は「就職しないで生きるには」シリーズで、何となく当時のイメージとしてサラリーマンなどやだなあ、就職しないで好きな事をやって生活できないかなと漠然と考えていた。
書棚からこの本を出してきたが、とっても懐かしい。ヲレが持っているのは、1985年初版14刷のもの。

ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)

ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)

ちなみに、早川義夫は、ジャックスのリーダーである。ということで久しぶりに「ジャックスの世界」を引きずり出して「からっぽの世界」聞いてみたが、ウワッ・・・凄い世界!。気になる方は一度聴いてみると良いだろう。ウワッとなるから(笑)。

ジャックスの世界(紙ジャケット仕様)

ジャックスの世界(紙ジャケット仕様)

ということで、書籍の流通システムなども随分前から興味があって、取り次ぎの存在や書店で注文したときの本の流れに関する本も沢山読んでいる。注文してから1ヶ月も掛かるシステムは絶対に欠陥だと確信していた。

だからだ、Amazonのシステムは凄いのだ、夜中でも予約できて、数日後に確実に届き、送料無料(1500円以上)のシステムは、地方に住むヲレにとっては秀悦のシステムなのだ。ぜひ、この本を読んでどっぷりとAmazonに浸かってしまおう。