サラリーマン増税について

有泉

サラリーマン増税について思うこと。もちろん決定していないことであるが、政府税制調査会のいい加減さに腹が立つ。


つまりは、これまでの税制は税調の答申に基づいて整えてきたものであり、何をいまさらサラリーマンだけが優遇されているからという理由が成り立つのか不思議である。お前たちの今までの仕事はなんだったんだと言いたい。


昨年度の配偶者特別控除もそうである。働きたくても働けない、正社員になりたくてもパートしかなれない多くの主婦層の不公平感を解消するために設けられた配偶者特別控除を切り捨てた。
制度の成立したときの理由は誤りであったのか。臨調の自己反省をお願いしたい。


結局、我慢するのは国民であり、弱者である。


景気が思うように回復せず、税金を取るところがなくなったから、取り易いところから取るという見え見えの制度改正。行き当たりばったりの政策がこのような事態を招いているのだ。


ヲレは、カラの財布でバタバタ仰ぎながら、ハアハアと喘いでいる。