ネクタイと少子化

ある新聞記事の巧みな表現。

政府が進める「夏のビジネス軽装(クールビズ)」に首を絞められているネクタイ業界。

うまい!昔からあるのでは、「独身時代の女房からプレゼントされたネクタイに一生首を絞められる夫」に通ずるものがある。


そこで、小泉首相は、「ピンチをチャンスに変えネクタイ業界も少しは創意工夫して」とそっけない。そもそも、仕事をするのにネクタイが必要であるのか。必要な場合にネクタイをすればいいのであって、ビジネスマンは「ネクタイ締めなさい」の風潮がおかしい。ライブドアに対する評価が低い要因の一つとして、この辺の理由がある。


されにもう一つ。小池環境相が「ひっとしたら少子化の原因はネクタイかも」の発言。馬鹿すぎる。男性のスーツ姿に合わせた夏の冷房が、女性の体を冷えを招き、子供を生みにくくしているとの意。口に出してしまうのが情けない。


大体、国の少子化対策がなっていない。全く成果がでていない現状。今年は、国勢調査の年であるが、調査をするまでもない。周りを見れば、明らかに子供が減っている。ネクタイのせいにしている場合ではない。