機体メンテナンスセンター見学

格納庫の中の旅客機

子供達を連れて家族で羽田空港見学に行く。


羽田空港には嫌な思い出がある。丁度、私が長男くらいの年の頃、羽田空港の展望デッキの手すりの間から飛行機を見ているときのこと、あまりにも集中しすぎて、手すりの間に頭がはまり込み抜けなくなったのだ。オヤジは慌てふたむき、オフクロは係員を呼びに行き、俺は頭をグリグリ抜こうとするが痛いやら情けないやら。


あれから30年、子供を連れて再び羽田空港へ戻ってくる、なんか感慨無量。
とは言え、実は、数年前、お偉方を連れて九州方面に出かけた事があるのだが、第1旅客ターミナル、随分と近代的に、機能的になったと感じた。こんなんだっけ。ショッピングモールも広く大きく、ついつい財布の紐が緩んでしまう。


ANAの機体メンテナンスセンターの見学をする。最大5機の旅客機を収納することができる格納庫は巨大だ。250メートル×160メートルの広さ、43メートルの高さ。入っているもの(飛行機)が大きいので狭く感じるが、歩いてみるとやたらと広い。
2機の旅客機がメンテナンス中である。目の前で見る旅客機は、迫り来るような存在感が有る。普段当たり前に乗っている飛行機であるが、改めて、こんなどでかいものに乗って空を飛んでいるのかと不思議に思う。すべてにおいて無駄のない構造と造形に感動だ。