ちびくろ・さんぼ

ちびくろ・さんぼ』が復刊とのこと。子供の頃に読んだときのことを未だに覚えている。高速でグルグル回れば・・・なんて本気で信じたものだ。そこには、チビだとか、黒人とかいう差別という意識はなく、素直に面白いなと思っていただけである。
1997年、少年を犬に置き換えた「チビクロさんぽ」、「おしゃれなサムとバターになったトラ」などが出版されているが、もうお笑いである。意識することが差別に繋がるの典型的な例。お粗末である。
目的を失った言葉狩りは、差別そのもの。「ちびくろ・さんぼ」復刊を歓迎する。
ちびくろ・さんぼ