甲斐国、プチ旅行

旅行らしきものに出た。

経緯は、娘(中2)が友達と旅行に行きたいというのでヲレが運転手で連れて行くことになり、ヲレの夏休みが18日、19日しかなかったので日程はそこで決定。宿については、ファミリーロッジ旅籠屋の韮崎店だけが18日の予約が可能であったのでこれも決定。メンツについては、ことが急の話であったので娘の友達の都合がつかず、息子(高1)を巻き込み息子の友達を誘い、結局、ヲレ、娘、息子、息子の友達の4人で山梨県韮崎市まで来ているという次第。まあ、なんとも無計画だ。

たいした目的は無い。とにかく泊まりに行きたいということと、ついでに勉強もやるというだけ。気楽なもんだ。ヲレは、一部屋別に予約し、MacBookAirと単行本だけを持ってきている。空調が効いた静かな部屋でのんびりしている。

昼間は、道の駅やSAで休み休み、買い食いをしながらひたすら北上をする。唯一の観光らしきものが鳴沢氷穴を見学したこと。外気32度、穴内0度。汗も一気に引いていく。感動的な気持ち良さだ。

鳴沢氷穴の後、河口湖畔を散策し、山梨県韮崎市のファミリーロッジ旅籠屋・韮崎店へ。旅籠屋は何度も利用している。畏まっていなくて自由度が高くインターネット完備というところが良い。子供達3人が同室、ヲレだけが別室ということで、ヲレものんびりできた。どのくらいのんびりしたかというと、今年初めて8時間の睡眠を摂ることができたくらい。

夕食は、Hotto Mottoという話もあったが、結局、ファミレスで摂る。子供達は、修学旅行のノリで夜中までだべっていたらしい。それも青春、いいではないか。

翌19日、清里ラインを北上し、没落の清里へ。3年前よりさらに寂れている。駅前は綺麗になったが、空き店舗は2件に1件程度で、まともに営業している店舗の方が少ない。人通りは少なく、かつての賑わいは夢のよう。では、まったく観光客がいないのかというそうでもなく、すぐ近くの清泉寮は、ソフトクリームを求める人で溢れている。何度食べても美味しいこのソフトクリームだけなんだが、やっぱり再び訪れてしまう。この違いをよく研究すべし。

昼食は、甲府市まで戻って甲州鳥もつ煮を食す。「奥京」甲府駅前店で、蕎麦と一緒にいただくが、うん、確かに美味しい。B級グルメグランプリだけのことはある。子供達にも好評。

雨も降ってきたので、一気に帰路へ。精進湖から朝霧高原、富士ICから東名高速道路で自宅へ。途中、激しい雷雨の中を通り過ぎる。行程中、大人一人、運転手一人、すべての行程も一人で考えなければならないので、精神的に凄く疲れたが、子供達は満足したようで良かった。今日は、思い出と共にぐっすり寝てしまおう。おやすみ。