武士道エイティーン

連休中に散歩中、ふと本屋に立ち寄るとありましたよ誉田哲也著『武士道エイティーン』。目立ちますね、この装丁の色。

武士道エイティーン

武士道エイティーン

これは買わずにはいられない。積ん読本がたまりに貯まっているのに、また買ってしまった。本が減らないよう〜。

武士道シリーズ最終巻、最後の最後までうまくまとめたなあ。このシリーズは、装丁も含め、まったく非が見あたらない。番外編的な挿話もうまく本編に馴染み、誉田哲也の真骨頂というべきもの。

この暖かく優しい雰囲気は、例えば『国境事変』を書いた同じ作家とは思えないよ。安心して読める作家の一人となった。

なんか雰囲気的には、続編とが番外編もできそうな感じだね。数年経ってそんなものを書いて見るのも良いかもしれない。ほんとうまくくまとまったので、とりあえず今はこの本で収めておくのがベストと思われる。とにかく素晴らしい、癒される。

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