SDカードの裏表を間違えない方法

ほとんど捨て値になりつつあるSDメモリーカード(以下「SDカード」)。薄くて小さくて扱いやすくて大容量で安価、ほんとうに重宝するなんて今更書いても仕方がない。

それよりもだ、ちょっと前までイライラしていたのは、このSDカードを抜き差しする時の表裏の判断が判らなかったこと。よく考えれば判るのだが、考えようとすることが面倒だったので、毎回、行き当たりばったりでスロットに差し込みをしていた。このちょっとの滞りが心地よくなかった。

さて、そこで考え、ある法則を見つけ、その通りにやればほぼ100%一発でSDカードを差し込みできるようになった。その法則は、次のとおり。

  • SDカードには表裏がある。

当たり前だが、重要なのはこちらの面。スロット内の端子と接触する部分がある面だ。まず、この面を意識する。

  • カードリーダーやデジカメのメモリーカードスロットには、厚みの差がある。

よくわからない表現だが、スロット側のメモリーカードと接触する端子がある側は、当然、読み書きする基盤やらあるため、非接触面より厚みがあるはず。写真で見てみると、

SDカード専用のUSBメモリカードリーダーだ。

スロット部分の拡大。上から見たところだが、右側の部分の方が厚みがある。したがって、端子接触面は右側にあるはずだ。

デジカメのバッテリーとSDカードを差す部分。

スロット部分を拡大してみると、左側にバッテリーが刺さっているが、そちら側はメモリーカードスロット部分から見るとほとんど厚みがない。しかしながら、右側は充分な厚みがある。接触端子は、右側だ。

  • SDカードを差し込むときは、接触面をスロットの厚みがある方に向けて入れる。

簡単だ。カード接触面を意識して、スロットの厚みのある方にその面を向けて差し込むだけ。経験値からすると、かなりの高確率、外れることはまずない。

実際には、カードを横から見ると凸上になっていて、側面に切り欠きがある。これでも判断できるのだが、一見しての判断しやすさという面では今ひとつだ。

簡単なことで目新しいことではないが、一度、パターン化してしまえば、あとは無意識の中で差し込みができる。デジカメなど日々頻繁に抜き差しするので、この効果は大きい。