武士道セブンティーン
『武士道シックスティーン』の続編。
- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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主人公の2人の高校生は、1年進級する。しかも、転校により離ればなれ。異質な二人の友情と剣道に対する想いは、遠い地に居てもいろいろなところでリンクする。
『武士道シックスティーン』から続く2人を交互に登場させる構成はそのままで、安心して物語に集中することができる。前作よりもさすがにインパクトは欠けるが、先に先にと読者を飽きさせることがない。とにかく読んでいて気持ちが良い、そんな爽やかな小説なのだ。
ついでに、装丁も爽やかだ。栞ひもが紅白と洒落ている。もちろん、剣道の審判の旗の色を模しているもの。
2冊併せて借金しても購入すべし。
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