永田町の回転ずしはなぜ二度回らないのか
選挙が始まった。だからというわけではないが、たまにはこういう本も面白い。「政治家の名言・格言に学ぶ最強の処世術100」と副題が付いているが、どれもなるほどと頷きたくなるものばかり。
永田町の回転ずしはなぜ二度回らないのか―政治家の名言・格言に学ぶ最強の処世術100
- 作者: 伊藤惇夫
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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このタイトルの意味は「ポストも権力も目の前に着た時に躊躇せず、人をけ落としても飛びつかないと二度とチャンスは巡ってこない」という意味。説明文を読まなくても意味が想像でき、使えるなあというのもある。
- 幸せは長く、演説は短く
- 政治は冠婚葬祭だ
- 政策に上下なし、酒席に上下あり
- 汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう
- 表紙だけ変えても、中身が同じでは駄目だ
- 人間は間だよ
- ピンチはチャンスだ
- 受けた恩は仇で返せ。かけた恩は一生忘れるな
- 敵の敵は味方じゃからのう
などきりがない。最後に笑えるのは、
- これは国会答弁のようないい加減な発言ではない
こういう本を読んでみると政治も選挙も面白くなる。