中年ドクター宇宙飛行士受験奮戦記

宇宙開発事業団が募集した国際宇宙ステーション登場宇宙飛行士の応募体験記である。著者は最終選考まで残ったためNASAでの体験まで克明に書かれていて、一般的に知ることが出来ない世界を覗くことが出来て面白い。

中年ドクター宇宙飛行士受験奮戦記

中年ドクター宇宙飛行士受験奮戦記

所詮、田舎のサラリーマンであるヲレにとっては縁のない話であるが、NASA宇宙開発事業団の宇宙に行くための技術とノウハウの蓄積は凄いなあと感心する。

昨日の新聞記事に、元ライブドアの役員が21億円を払って宇宙旅行に行くことが決まったとあったが、宇宙空間(ステーション)で何をしますかの問いに「大好きなガンダムの模型を作って過ごしたい」と・・・。宇宙に行くという事実の凄さが判っているのかと、この本を読んでみると疑問に思うのだが、一方、やっぱり金持ちは違うと感心もしたところでもある。