クールビズとネクタイ業界

ネクタイ業界が父の日を前に悲鳴とのこと。これは大変だ。父の日商戦の売り上げは年間の2割近くあるとも言う。地球温暖化とネクタイ業界の重要性の問題に発展するってことはないか?いずれにしろ、当事者は大変であろう。

もともと「父の日」は米国生まれで、黄色いバラを贈る記念日だった。それを日本のネクタイ業界が66年、「母の日はカーネーション、父の日にネクタイを」と銘打ち、日本に広げたとされる。


だいたい、ネクタイ業界が夏前の父の日に目標を設定したのは根本的な戦略ミス。クールビズであろうがなんだろうが、夏にはネクタイをしたいと誰も思わない。今まで、父の日にネクタイを贈っていた方もいかがなものか。