マンガ de 恋愛学

「恋愛学」とは、人間の恋愛を科学的に研究する学問です。菊川市市制10周年記念事業で実施した婚活パーティーの第一部で著者の森川友義さんの講演がありました。この書籍は漫画ですが、基礎編、応用編、実践編とあり、実に判りやすい。この理論が正しいのかどうかは判りませんが、なんとなく周りを見ながらこの学問を論証していきたいと思います。

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と、この辺のことを軽く述べたらどん引きされたので、こっそりやることにします。

麻生みこと著『海月と私』ミステリアスすぎて次号まで待てません。

1巻から3巻まで一気読み。私は、テレビを見ないので、芸能人とか俳優とか全然知らないし、当然、漫画家とかそういうところもわかりません。必然的にこの『海月と私』の著者のことも知りませんでした。でもいるのですねえ、世の中にはこういう面白いものを生み出す方が。まあ、掃いて捨てるほどいるのでしょう。

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いやー、おっさん、嵌まりましたねえ。作中のおっさんの画は、それほどの年齢に見えないのですが、そういう設定です。所々で、この画のデッサンどうよ!という箇所もありますが、そういう無粋なことは言わないことにします。この『海月と私』なんといってもストーリが素敵です。ミステリアスすぎて4巻発刊予定の来年夏まで、おっさん(私)待っていられるか自信がありません。

村上智彦著『医療にたかるな』

古本で購入した財政破綻した夕張市の地域医療再生に取り組んだ村上医師の『医療にたかるな』を読了。村上医師は、地域包括ケア、ささえる医療の先駆者です。

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「たかる」の解釈はそれぞれだが、大なり小なりどこでもありそうなこと。夕張市は日本の地方の将来を先取りした形で破綻をしたが、その原因を遠慮ない言葉でずばりずばりと書き散らかしている。
自らの手で健康と安心を守ることを忘れた日本人・・・ギクリだよなあ、反省です。そして、「官」でも「民」でもない「公の精神」という考え、そのとおりだ。これからの地方が生き抜いていくには、こういう視点が必要であるというか、これしか無いのではないかと思う。

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ちなみに、夕張本(そんなカテゴリがあるのか。写真は『夕張問題』『村上スキーム』『限界自治夕張検証』)が大好きだったりする(笑)。勉強になります。

本のある場所、八月の鯨、「ぼくは本屋のおやじさん」でスローライフを!

久しぶりの新刊です。

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インプレス刊『静岡 本のある場所』を読んでいると、おっ、親戚の店が載っているじゃんかと発見。この書籍は、静岡県内の本屋・ブックカフェ・古書店・図書館を写真と簡潔な文章で紹介をしているもの。装丁もシンプルで素敵な感じです。

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P34-35に掲載されている「古本と珈琲 八月の鯨」という古書を売りながら珈琲を出す浜松市内にあるブックカフェです。店主は、私の従姉妹のダンナさん。まあこだわりのオヤジですが、とてもいい方です。ロック関係、尋常でないところを過ごしてきています。例えば、グランド・ファンク・レイルロードの伝説の嵐の中のライブを実体験しちゃったりしています。凄い。カウンターで珈琲を頼めば、そんな話も聞けるかもしれません。

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小さなカフェですが、蔵書数は約3000冊、選りすぐった棚揃えはなかなかです。とは言え、実はまだ入ったことがありません。一度、行ってみたのですがお休みだったりして(笑)

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いいなあ、サラリーマンやめてこういう生活をしたいというのを実現している感じです。私も就職するときには、早川義夫著『ぼくは本屋のおやじさん』(1982年初版)を舐めるように読んで「就職しないで生きるには」を真剣に考えたものです。ちなみに著者の早川義夫は、伝説のロックグループ「ジャックス」のリーダー。23歳の時、突然、音楽をやめて書店を開業しました。新刊書店も古書店も営業的には大変なことは判りますが、本に囲まれてスローに生きるのもいいのではないかと本気で思っています。うーん、思い切りかなあ。

 

ANA卓上カレンダー

今日は「飛行機の日」なので、来年のANAカレンダー。

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ANAのイメージカラーとかちっとしたフォントの選択がステキ。センスがあります。

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卓上用なので底部を折り曲げて組み立てるとこんな感じになります。見やすいサイズ。月の選択がタブになっていて洒落ている。

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ちょっと拡大。見やすいデザインですね。飛行機好きにはたまりません。土曜日と日曜日が右側に寄っているのが好みなのですが、これは土日が左右に分かれているのが残念。3ヶ月分のMonthlyがあるのが親切です。ということで、来年はANAを使って北海道(新千歳)でも行ってみたいですよー。

吉行淳之介『人口水晶体』の再々読、白内障の手術

母親が急遽、白内障の手術をすることになったので、29年前に読んだ吉行淳之介著『人工水晶体』を本棚から引っ張り出して読んでいる。手術の内容の説明を聞いていると、もう卒倒しそうなくらい凄い手術。私がやったレーシック手術以上だな。
Wikipediaで調べてみると、術中・術後の合併症に「水晶体落下(0.1%)」とあるが、どいうこと!もうこれだけで怖い。

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吉行淳之介は物故者であるが、女性関係(吉行淳之介はすごくもてた)以外は何となく通ずるものを感じるのだよね。とくに病気関係。憧れの作家の一人。

不正選挙、現代日本社会と民主主義

選挙の結果について特に述べるつもりはないが、「20時当確報道=不正選挙」という大量のtweetを見るとウンザリする。「期日前投票が多いにもかかわらず低投票率→不正選挙」というパターンもどうか。「白票は自由に書き加えられる」みたいな開票事務を見たことない想像の世界だけで言いたい放題。そういった意味では、選挙の仕組みの信頼性を失わせる高松市選挙管理委員会の事件は最悪だ。

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この際、国も選挙管理委員会もマスコミもあらためて国民に選挙・投開票の仕組みをしっかりと説明した方が良いのではないか。これも選挙離れの一端か。あまりにも短絡的すぎるSNSの世界に危険も感じる。変な世の中になっちゃったな。

ペーパークラフト空也上人像(上半身パーツA)

細長いパーツを組み合わせて上半身を作っていくのだが、山折り・谷折りだけではわからない部分が多く難しい。かなり無理矢理に接着をしていくのだが、最終的にこれが正しいのかわからない状況。

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冷静にならなければならない。

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パーツAが完成したところで、裏と表。正面右胸の+の所が違っていると思われる。ここは盛り上がる所だが、なぜかへこんでいる。まあ、なんとかなるか。微調整で対応予定。何カ所か、どんなに丁寧に作っても小さな穴が空くので、それは裏側から予備の紙を貼り付ける。先は長いぞ。

投票は権利か義務か

今日は衆議院議員選挙投票日。恐ろしく寒いので、投票する人も選挙事務をされている方も大変です。開票事務までだと深夜になるので体調管理に気をつけてですね。

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さてこれは、3日前に我が家の郵便受に投函されていた某選挙立候補者のチラシに留めてあった紙切れです。これに記載されている「成人なら投票は権利&義務です」には反論したくなります。投票は「権利」であって「義務」ではない、憲法上でも権利としていますが義務とはしていません。

もちろん投票をすべきだと思いますが、義務と言われると抵抗があります。投票した責任、また権利を行使しない(投票しない)責任はそれぞれが負うべきです。また、なぜ投票がされないのかを考えるべきで、まして義務化にも抵抗があります。
投票率を表示する紙切れも付いていました。投票率の低さは由々しき事態ですが、投票率が根本的な問題ではありません。なぜ、投票率が低いか。ここをよく検証し改善すべきです。
投票率の低さを主張する選挙では本末転倒。候補者も有権者もそれぞれ責任を持つべきです。

まあ、理由を付けて投票に行かないことは簡単ですが、私は白票も投票の一つ(権利の行使)と考えていますので、ぜひ投票会場には行ってもらいたいなと思います。

蕎麦のだいだい、大頭龍神社

菊川市内での用事(娘の部活の試合送迎)を済ませて、昼食は、蕎麦の「だいだい」というお店で、天ぷらとざる蕎麦(大盛)を戴きました。

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ざる蕎麦といっても器は焼き物です。濃いめのそば汁とコシのある細目の手打ち蕎麦、上品な天ぷらはとても美味しかったです。

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帰り道、ついでに市内にある大頭龍神社で参拝をして、御朱印を戴いてきました。我が家は神道なんですよ。

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社殿の横の山腹の道は、何かが出てきそうな雰囲気でした。堅実な字体です。

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ちなみに、社殿手前の鳥居は、菊川市の指定文化財です。