ほぼ日手帳2009の耐久性

ほぼ日手帳の2010年版は既に手に入れて、少しずつ予定が入りつつある。新しい手帳は、厚みも薄くて小綺麗だ。気持ちがよい。けれども、1年間、使い倒した手帳にも愛着がでてくる。全体的によれよれしてきて厚みが増し、角折れも激しい。

基本的に1年間使えればその耐久性としては十分なのだけれど、さて2009年版はどうだっただろうか。本革の専用カバーに挟み込んで使っているので、概ねその機能は失われていない程度であるが、若干心配なのは、糸かがりの部分が本体表紙の部分と剥がれかけてしまっている箇所がある。

「ご贈答リスト」の次のページ、方眼マス目のページから後ろの部分が剥がれそうである。

「数の少ない住所録」と「個人メモ」の所などは、完全に剥がれつつある。

「ご贈答リスト」も「数の少ない住所録」といったふざけた名称のページは、ヲレにとっては不要なページであって1年間まったく使っていない。したがってここの部分が剥がれそうになっている理由として使用頻度が高いからということはない。単純に手帳後半の部分が年間使用の最後になって耐えられなくなったということであろう。

ヲレのほぼ日手帳は、社内の会議などではこの手帳だけを持って行くことが多い。通勤の際は、鞄に入れておく。自宅に帰ってからは、鞄から取り出し、手元に置く。会議のメモ、ToDoなど、ほぼ365日使っている。まさに「ほぼ日」の使用頻度。

まあこの程度に使うので、出来うるならもう少し強度を高めてもらいたいところだ。

追記(2009/12/14)

日刊イトイ新聞の担当から報告があったので転載する。

ほぼ日手帳2009」につきましては、厚みのある本や辞書などで使う「寒冷紗」というガーゼのようなうすい繊維を、背表紙のテープの下に特別に巻いておりました。これは、背表紙の強度を上げるための仕様でしたが、使い方によっては、パタンと開くときに、しっかり本を開くために力を入れたり、ぎゅっと押したりすることで、手帳に負荷がかかりページをとじてある部分から、裂けてしまう場合があることがわかりました。

ほぼ日手帳2010」の製本は、上記のような状態になることがないように背の綴じの製本方法を変更いたしました。「ほぼ日手帳2010」では「寒冷紗」を使わずに、一般書籍の背表紙に使われる用紙を背テープの下に巻くことにいたしました。それによって、「ほぼ日手帳2010」は強度は保ちつつ、力を余分にかけなくても、パタンと開くことができるようになりました。

ほぼ日手帳2009」をお使いいただくなかで、背がはずれるというご不便をおかけして、 まことに申し訳ありません。「ほぼ日手帳2010」につきましては、上記のように改良されておりますので、安心してご使用いただけるかと存じます。

丁寧な説明をありがとうございました。これで安心。

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