勝間和代の日本を変えよう
こんな世相の時にこのタイトルを見ると期待をしてしまうが、まったく意に沿わないもので残念だ。この本、たまたまこのタイミングということだけでかなり売れるだろうな。
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2008/09/27
- メディア: 単行本
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それにしてもだ。この人は、どうしてこんなに自分のことを自慢できるのだろうか。例えば、
ここ半年間の「勝間本ブーム」
なんて言い方ってふつー、気が引けね。
ベスト20中、「勉強法」に関するビジネス書が、4冊入っています。拙者も3冊ランクインしました。
なんて宣伝するし、『ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』は、アマゾンランキング1位を取ったけど取り次ぎを通さない直販なので、取り次ぎのランキングにはでてこないとかいちいち言い訳みたいな説明する。冒頭からこんな感じなので警戒してしまう。
西原理恵子との対談は、話が噛み合わない。それに、勝間和代の持論は離婚の自由を手に入れるためには女性もお金と手に職を持とうなのだが、それよりも家庭というくくりをもっと大切にするための方策を考えた方が良いのではないか。まずはじめにだ。
雨宮処凜との対談は、フリーター、非正規雇用、派遣などだが、現状とは内容が違う。基本的に知識がなさ過ぎで、勝間は訊く一方。最後は「勉強になりました」で終わってしまう。議論が深まらないなあ。
やっぱり、もう勝間和代はダメかなあ。対談読んでみると、西原や雨宮の話の方が面白いもの。