ゴキブリだもん
ヲレはゴキブリが大嫌いだ。嫌いだけではなく怖い。
最悪なのは、我が家でゴキブリを退治する係はヲレということで、頼むからゴキブリが出現しないよう常に祈っている。幸いにして、年間を通してのゴキブリ出現数は、米粒サイズまで含めて年間10匹程度か。
- 作者: 鈴木知之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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この本は、全ページフルカラーの至極真面目なゴキブリ本。カバーなどは、ゴキブリの表面に凹凸が付けてあって、生々しい。本を掴むのも気色が悪い。さすがにこの本をレジに持っていく時は、勇気がいる。店員の女の子のぎょっとした顔が忘れられない。
2005年3月初版であるが、現在は絶版となっている。そうだろうな、フツー買わない。発行は幻冬社コミックス。
しかしながら、中を読んでみると本当に気色が悪い。「食用としての利用」の章では、
ロンドンでは、酢で煮たゴキブリを天日で干し、頭と内臓を取り除いて、バター、穀粉、こしょう、塩とともに煮てペーストをつくり、それをパンに塗って食べたという。
オエッ。絶対にイギリスには行かないこととする。ゴキブリのむき身は小エビのような味がするとあるが、いかがなものか。
さらに、「ゴキブリを食べてみよう!」の章では、著者がゴキブリ料理を作って食べているシーンがある。オエッ。
- 1品目 オオゴキブリの素揚げ
- 2品目 茹でマダガスカルゴキブリ
- 3品目 煎りシャバネゴキブリ
- 4品目 クロゴキブリとチャバネゴキブリのかき揚げ蕎麦
というメニュー。オエッ、オエッ、オエッ、書いていて胸が一杯になってきた。オエッ。
笑えるのは、「生きたまま作ろうと思ったら逃げ出したので(当たり前)、つぶしてから料理した」とのコメント。オエッ。なんでこんな本を買ってしまったのだろうか。