青春じゃないですか、月刊カドカワ 創刊号

昨日の『Guitar magazine 創刊号』を書棚に戻すついでに眺めてみると、今度はコレが見つかる。『月刊カドカワ 創刊号』、昭和58年5月号である。

当時の角川書店は、角川春樹の元、最も勢いのある頃で、映画だけではなく文芸誌にも遂に進出と話題になった『月刊カドカワ』だ。

出てくる作家は、一流どころばかりで、今となっては物故者が多い。

皆、お世話になった方ばかりだな。

ヲレの青春は、角川文庫から始まったと言っても過言ではない。そう言えば8月23日には、西村寿行も亡くなった。ヲレの本棚にある文庫本の作者の3分の2は物故者だ。ヲレの青春を共にしたと勝手に思いこんでいる方々がいなくなるって、いや、本当に寂しいよ。

ちなみにインターネット上では「月刊カドカワ」がどんなふうに語られているか調べるため、Googleで"月刊カドカワ 創刊号"を検索すると2番目に「遅筆堂本舗 デバスな日々」が出てきてビックリ。

なんだ、今年の4月7日にも「編集者という病い、見城徹、月刊カドカワ」という記事を書いているのではないか・・・忘れている!

ああ、青春などと言っている場合ではない。