自分が一番は、お子ちゃまの精神

自分の考え、思いに反することを言われると誰でも面白くないものだ。当然のこと。

ところが、これが会社など組織の中のこととなると話は違う。というよりも、自分の思うとおりにできるのは社長だけ(厳密には株主の方が強いのだが)で、トップ以外は普通、意に反することを強いられる。これも常識。

もちろん、議論の場は必要であるが、議論する必要がない組織命令系統からの指示は、それが違法なことでなければ、絶対だ。ここが通らないのでは組織は成り立たない。自分が一番正しい、自分が一番苦労している。面白くない。そんな思い上がりが組織を駄目にする。

ヲレは、五月蠅いヤツだと思われているかも知れない。これはということは意見は言う。言うけど、人の意見も聞く。人の意見を聞いて、自分で考え納得できればもちろん自分の考えは修正する。納得できなくても修正することもある。それは、組織命令系統からの指示だから。

家族という組織であるが、上下関係はないので、みんなで話し合う、みんなが協力するでいいだろう。

100パーセント完璧な人間はいない。物事には表裏がある。右も左も上も下もある。見方一つで白が黒になる。「自分は間違っているかも知れない」という謙虚さを忘れてはいけない。自分が一番は、所詮、お子ちゃまの精神だ。