泳げ、唐獅子牡丹

極道が水泳大会に出て活躍するという期待できない話であるが、読み始めると一気に引き込まれる。まったくリラックスして読める小説だ。実に面白い。

泳げ、唐獅子牡丹

泳げ、唐獅子牡丹

最近、ほとんど読まなくなった小説であるが、こういうストーリを書き上げる作家がいると思うと嬉しくなる。小遣いが少ないヲレは、さすがに定価(1600円)で買って1日で読み終えることが許される身分ではないので、ブックオフ単Cで偶然拾ってでもこなければ読む機会もない。まあ、それも「宝物を掘り当てた!」みたいに本を探す楽しみの一つだ。(ヘンな文章、ゴメン)