グーグル八分について

gaikichiさん、グーグル八分についてのコメントありがとうございます。コメントを流用させていただきます。

しかし、悪質な企業のやりくちの指摘などは善意の一般人多数の利益保護のための公的情報と思えるのですが。

グーグルは、例えば消費者行政サイトなど公的機関のサイトを削除しているわけでありません。グーグル八分の著者が悪質業者に関する情報提供を善意でしているといくら主張しても、それは主観的なもので事実はわかりません(例えばの話です)。善意を装った悪意を持ったサイトはいくらでもあるわけです。

例えば、このブログでも、悪意では無いけどつまらない本はつまらないと書いています。それは私の主観的な見方で、そうでないと思う人も沢山いるでしょう。だからと言ってつまらないものを面白いと書かきませんし。なぜなら、そうじゃないと逆に信頼されないし、何のために発信しているかも意味が無くなるからです。Googleが取り上げるかどうかは、Googleが勝手にやることで、登録しようがしまいが、私は何ら干渉はしませんし、干渉する立場でもありません。私のブログやIDを削除されたわけでもありませんから。

いずれにしろ、インターネットでの情報発信は、その主が勝手にやっているだけで、その善悪を客観的には判断しにくいものです。閲覧する側も制限もありませんから。

Googleは営利事業者です。タダで利用して貰うことを前提として、広告料などで収入を得ています。そこには、Googleと広告主との商業的関係は出てきますが、Googleと『グーグル八分』の著者とは、何ら関係はでてきません。広告主との関係の方が重要視されるのは当然ですし、著者が「なんで勝手にGoogleに登録したんだ」と文句を言うなら理解できますが、その逆はナンセンスだと思います。

大体、営利企業であるGoogleに善意の一般多数の利益保護を義務づける理由はないのではないでしょうか。Googleの運営費は広告料で賄っていますが、一般多数の人たちは、タダで使っているだけです。

また、グーグル八分の著者は、自分のサイトが絶対必要と思っていますが、少なくとも私には今必要としないし、世の中の一般多数の人が必要と思っていないのではないでしょうか。だから、自己中心的に感じたのです。

また、現状ネット以外発信の機会がない人もいるわけです。

これも、ネット以外の発信の機会がないのは、Googleは関係ありません。機会がないからGoogleに掲載しなければならない理由は成り立たないと思います。

実際、例えばtipitu様のこのブログが検索に引っかからなくなったら、ご不満には思いませんか?』

検索に引っかかればラッキーと思いますが、そうでなければ別にと思います。実際に、Yahoo!からは多くの方が来てくれますが、Googleにはなかなか引っかかってくれません。

アフィリエイト目的のサイトでは、SEO対策として様々な努力をしているようですが、楽天アフィリエイトなどは、かなり検索エンジンも避けているようです。だからといって、どうして避けるのだ、検索に引っかからないのだ、順位が低いのだと言うのは自分勝手なことであるわけです。

全てが検索エンジンに引っかかり、登録されるのがベストでありましょうが、実際にはボランティアではなく商業目的であると共に、全てが登録されていなくてもその恩恵の方が絶対的に大きいとすれば、仕方がないのでは無いでしょうか。私は、そう思います。