さとうきび畑

小学校の音楽会で息子が「さとうきび畑」を歌った。反戦歌。音楽会の前、練習用の歌詞カードを見て、沖縄のさとうきび畑を遠く想った。

さとうきび畑

さとうきび畑

ヲレは、恥ずかしながらこの歌を知らなかった。森山良子が歌ったもので有名なのですね。ハンブル・パイは知っているけどさとうきび畑は知らなかった世間知らず。

ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ
むかし 海の向こうから いくさが やってきた
夏の ひざしの中で

歌詞を知って、考えて、沖縄に行くことにした。悲しい歴史を持った沖縄だ。出かけるのは年末。冬のさとうきび畑ってどうなっているのだろう。とても楽しみだ。

この曲を聴いて、歌詞の意味を考えて、ストーリを想像すると思い出すのが、映画の「火垂るの墓」。やはり戦争を舞台にしている。何度見ても泣けてくる。野坂昭如の小説もいい。名作だ。

アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)

アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)

なにも死んでしまわなくても・・・とどちらも思う。内田春菊の「南くんの恋人」もそうだけど。

南くんの恋人 (文春文庫)

南くんの恋人 (文春文庫)

戦争も、病気も、交通事故も避けることが出来れば避けていかなければならない。今の平凡だけど不幸でない日々の生活がとても大切に思うのである。