郵政民営化とクロネコ

ナマ小泉の演説ではないが、ヲレは民営化に賛成。以前にも書いたが、郵便局の体質の古さにうんざりしている。民間に出来ることは民間に・・・、電気もガスも電話も運輸も航空も民間がやっている。公務員でなければできないというこはないのだろう。

ところがだ、最近、クロネコのメール便で出したものが途中で紛失する事故が発生した。メール便で送るモノであるから大した物ではないが、それでも1000円程度の損害。相手方にも迷惑を掛けている。インターネットで調べてみると、メール便の紛失率は1/1000程度との数字も見受けれる。0.1%が高いのか低いのかわからない。

ヤマト運輸の言い分は「紛失した事実しかわかりません」だけ。理由になっていない。常識的に考えて、米粒を扱っているのではないのだから、書籍1冊分の固体がそうそう無くなるモノではない。集荷先から発送手続きをしている記録があるが、その先が判らない。相手先に届けた記録がないので、途中で紛失したしかないのだが、フツー無くなるかって。

いずれにしても、その辺のシステムが郵便局との競争の中で、まだまだ不完全のままスタートしているようだ。郵政事業が民間に移行したときにそのサービスの維持が出来るかが争点となっているが、今回の件は、はなはだ不安となる事実である。まあ、プラス・マイナスのトータルでは、十分なサービスが継続されると思うが、競争力という中で頑張って貰いたいと思うのが本音。