かけ算とインド
小学生の娘がかけ算を習い始めた。トレイの正面に九九の表を貼ってある。だから、娘がトイレにはいると、ブツブツとお経のような呟きが聞こえる。
日本の九九は素晴らしい。「２×２＝４」を「ににんがし」と覚えさせる技術は、日本が誇る語彙遊びと思っていた。アメリカでは九九が無いので暗算が弱いなんて話も聞いたことがある。
ところがだ。ボンベイ日本人学校の川上一美氏の「インドの教育事情」というサイトがある。ここに面白い文を見つけた。
インドではかけ算は１×１から20×20まで一般的に習得してしまう。私と同じフラットに住む中学生の学校ではみんな30×30まで記憶していると言っていた。
すごい。さすがゼロの概念を考えたインドだ。「ゆとり教育」などとのんびりしている場合じゃないぞ。
