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将棋とアナログな感性

大崎善生著『聖の青春』が映画になったのだが、これ読んだよねと単行本を探したのだが見つからない。かなり探したのだが見つからない。諦めて、文庫本を購入して読み終わる。読んだよな。再々度、書棚を探して、単行本を見つける。

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柳美里著『貧乏の神様』も単行本の新品を2冊購入してしまった。こちらは、一年以上前に読んだかな。読んだかもしれないと思いつつ、Amazonで購入したら、やっぱり読了済だったということ。記憶力の減退も問題だが、読み終わった本の管理ができていないので必要な本が探せないというのも大きな課題。書棚が圧倒的に足りない。

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さて、村山聖のことは知っていたのだが、こうしてあらためて読み直してみると凄まじい将棋人生を送っていたのだがと驚く。羽海野チカ著『3月のライオン』は何度読んでも面白いのだが、これに登場する二階堂五段のモデルは村山聖。もちろん家庭とか性格とかはまったく別物なんだけど、病気と闘いながら将棋に向かう姿勢はそのものだ。因みに『3月のライオン』の将棋監修は、先崎学棋士なんだがこの人も面白い。

観てはいないが、『3月のライオン』がテレビでアニメ放送されている。なぜ今頃『聖の青春』が映画化されるのだろうか。将棋ブームが来ているのかな。そんなこと聞いていない。猫ブームらしいというのは知っている(自慢)。
将棋や囲碁の魅力が一般的に認知されることは良いことだと思う。デジタル全盛の世の中、アナログな将棋の世界を知れば知るほど面白い。既に将棋では人はコンピュータには勝てないというのが定説だし、囲碁は互角。将棋は研究・勉強に掛けた時間だけ強くなれる世界なので、人も時間を掛ければコンピュータに再び勝てるようになるかもしれない。

自分の記録力が激しく衰えている。かつアナログな処理能力がどんどん落ちている。本を重複購入するなんてカワイイもんだ。いろいろなところでコンピュータなどの機械やITに頼らざるを得なくなってきている。

アナログの世界の現実と可能性について考えてしまう。いつからこんなことになってしまったのか、世の中のITの進歩に、あるべき姿の是非の議論がついてきていないと思う。