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 ミツバチの羽音と地球の回転

東日本大震災チャリティ映画会(自主映画上映)として上映協力金500円を支払って観る。上映協力金は、ヲレも行った福島県南相馬市に全額、寄付がされるそうだ。上映料10万円なので、チャリティという冠の部分で若干疑問が残るが、自分にはできないことなので何も言わずに募金も含めて協力する。

さて、この映画。山口県上関原発の建設計画に反対する祝島の人々の話。26年間、反対を続けている。ちなみにヲレは、建設ブイ設置の時の漁船での抗議行動は、そう言えばニュースで見たなという程度の知識しかなかったが、いや、凄いね。イデオロギーではなく自分たちの生活を維持したいという生々しい理由なんだが、今となると実にリアルだ。福島第一原発の事故がなければ、多分この映画を観なかっただろうし、上映されることも無かったかもしれない。

映画は、福島の事故前にクランクアップしているが、そうでなければこれだってどういう結末になったのかわからない。3.11から多くの国民の原子力発電に対する意識が変わった。変わったことは良いことだと思うし、それには大きな犠牲があったというこも忘れてはならない。まずは、そこに住んでいる人たちが頑張る。「少しでも先延ばしになれば世の中が変わるかもしれない」という映画の中での言葉が、3.11で現実になった。だからである、その流れを元に戻してはならないと思う。