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東北新幹線グランクラス(GranClass)が素晴らしい

東北に単身赴任して7ヶ月、静岡と福島を何度も往復しているが、今回の帰省ではちょっとした冒険をした。それは、JR東日本の東北新幹線だけにあるグランクラス(GranClass)に乗車すること。生涯に一度だけの贅沢と位置付けてみた。というか、体験してみなければ本当に贅沢なのか、高い乗車料金を支払う価値があるかなど判らないではないか。何事も経験から・・・(言い訳じみているなあ)

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乗車したのは、東北新幹線下り福島19:35発のやまびこ64号。福島駅新幹線ホームの乗車口案内には、グランクラスの六角形マークが表示されている。10両編成の10号車(仙台寄り)なのだが、体験してみて判ったことは、福島駅も東京駅もホームから改札への階段から最も近いところに停車するということ。長いホーム上を荷物を引きずって歩くことなく最短距離で乗り換え口へ移動することができるのだ。実は、こんな所にも付加価値を付けている。

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グランクラス車両の2列席、まるで宇宙船の中の様相(宇宙船を知らないが)。レカロの本革シートは電動リクライニングなので、ポジショニングのためウィンウィンと動かしまくり。背もたれは、45度まで倒すことができるので、感覚的にはほぼ寝た状態に近い。フットレストもグィーンと伸びてラクラクの体勢。

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こちらは、ヲレが座った一列席。この日の福島駅から東京駅間は3名しか乗車していなくほぼ貸し切り状態。グランクラスは1車両18席しかないので、お値打ち感が増した感じ。さらにグランクラス専用アテンダントが1名ついてくれるのだが、この3人でほぼ独占(笑)

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内装は、落ち着いた色合いでとても感じがいいが、天井のLED照明や座席の間接照明も特別感を醸し出す演出としても成功している、美しい。

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窓枠もゆるやか面取りがされ、やさしい心遣い。和の感じがする遮光スクリーンにもこだわりが感じられる。

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各席に一つあるかなり明るいLEDの読書灯。自由に角度が変えられ、手元をしっかりと照らしてくれる。老眼オヤジにとっては、かなりうれしい必須の設備。

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自動ドアが開いている状態の写真であるが、この奥の右手のドアの中が食事や飲み物の準備をしてくれる部屋。グランクラスの乗客用の新聞などもここに置いてある(自由に持っていける)。ちなみに、ヲレは1-A席を予約してしまったので、出るときも入るときもアテンダントに目の前でお辞儀をされ落ち着かなかった。4-Aくらいの席の方が少し離れていて良いかもしれない。1-A席は、足下が広くて荷物も置けていいのだけれどね。

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トイレ・洗面所のあるところで、グリーン席との共用スペース。ここは、グランクラス車両の準備室のそのまた奥(東京寄りの9号車)になる。一般席にあるトイレなどとは設備が違うよ。綺麗に清掃もされているし。

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グランクラスは、10両編成の車両の10号車なので他の客が通路を通過することはないので静かだ。このドアの奥がグランクラスになるが、一般客が入ってくるとアテンダントが入室を拒否るらしい。

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次は、車内サービス。福島駅でグランクラス車両に乗り込んだのだが、この時、決してホームで並んではならないよ。余裕こいて乗り込むこと(笑)。席に着くと、すぐにアテンダントが暖かいおしぼりを持ってきてくれる(写真のとは別)。続いて、サービスの簡単な説明とウエルカムドリンクのオーダーを訊かれる。ヲレはお酒が飲めないので、アップルジュース。さらに福島駅以北からの乗車の場合は軽食が出るので、これの確認。この辺で緊張して完全にテンパる。福島駅からグランクラスに乗車したのはヲレだけだったので、もうアテンダント貸し切り状態。

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軽食は、和食と洋食の選択が可能。洋食はサンドウィッチを中心としたもの。あくまでも軽食なので量はたいしたことないのだが、なかなか美味しい。上りと下り、夏と冬では内容が変わるようだが、今回は和軽食を選択。夜8時近いので、お腹空きまくりで、一気喰い。美味しい。

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足りない分は、マロンクリームのブッセで満たす。これもグランクラス限定という説明であったが、そんなことはどうでも良くお腹が減っていたので、ぱくぱくと食べてしまう。

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各座席に置いてあるサービス・メニュー。ドリンクはおかわり自由。写真を撮り忘れたがヲレはコーヒーを2度、注文した。グランクラスのマークが入った専用のガラスカップでおしゃれ気分満開。おつまみのお煎餅もいただけるよ(亀田製菓)。飲み物が欲しかったり何か用事がある場合、シート横にある呼び出しボタンを押せばアテンダントが来てくれる。ヲレは小心ものなので、呼び出しボタンの使用は、コーヒーの追加注文の時の一回だけ。やっぱり庶民だよなー、慣れていない。ちなみに東京駅に着く手前、上野駅過ぎた頃、アテンダントから丁寧なご挨拶がある。拍手していいものか迷った(笑)

 

ということで、普段は新幹線ホームの先端の2号車自由席(又は指定席)というパターンで、東京までの約1時間半、すぐに飽きてしまうのだが、今回はあっという間に時間が過ぎていく。寝てる場合じゃないですよ的な。正直、自由席の倍の料金を払うことになるので、とてもではないが経済的負担大きすぎ。とてもいい経験をしたが次回はというと悩む。でも今回、あまりにも普段とのギャップがあり過ぎてテンパりまくりだったので、もう一度、乗ってみれば本当の良さが判ると思う。東北に出かける機会自体がもう中々ないかもしれないので、単身赴任が終了するときは、自分へのご褒美としてもう一度乗ってみようかなとも密かに考えている。