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2013年7月の読書メーター

おおおっ、11冊も読んでいる。まあ、なんというか自分もストレスを抱えているのでなるべく没頭できる小説を選んだということもあって、いかにもそういう傾向のラインナップ。落ち込んだり窮地に立たされているところからの復活の物語的なものが多い。浅田次郎著『天国までの100マイル』は良かった。家族の大切さをあらためて考えさせられた。8月も本は読んでいこう。福島にいると涼しくて夏でも読書シーズンの様相(笑)

 

読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3026ページ
ナイス数:369ナイス

プリズムの夏 (集英社文庫)プリズムの夏 (集英社文庫)感想
若さを感じる彼らの思考と行動、夏の日の想い出的には少し重すぎるけれども物語としてはいいなあ。ブログと連動するのも作り物っぽすぎるが、今の若い人の一コマ。まとめがまとまりすぎている感がある。その辺、もう少し丁寧に書いてもらいたかったなあ。起承転結の量的バランス、もう少し前倒しでと思う。
読了日:7月30日 著者:関口 尚
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)感想
「女のための」みたいな区分けは不要であると思う。また帯のコピー「泣ける!」は泣けない。販売制限をしないであれば、R18も強調しない方がいい。男も女もそれぞれ深い悩みを抱え、それに耐えようと、やり過ごそうと頑張っている。生きるための宿命みたいなものを感じた。最初はどうかなと思ったが、2編目以降は、秀逸。
読了日:7月27日 著者:窪 美澄
泣きながら、呼んだ人泣きながら、呼んだ人感想
わーっと一気に読めるほどであったが、どうも後に残らない。私も、「ハルカの場合」が印象的。こういう家庭というか家族って、大なり小なり形を変えてどこでもあること。そんな一端を取り込んだ小説、なんで記憶に残らないのかなあ。多分、数年後もう一度、読んで楽しめるかもしれない。
読了日:7月23日 著者:加藤 元
ひなた弁当 (2011-09-22T00:00:00.000)ひなた弁当 (2011-09-22T00:00:00.000)感想
ヲレの大好きな小説、有川浩『植物図鑑』に通ずるものがある。まあ、こんなにうまくはいかないだろうが、同じ中年オヤジとして共感できる部分が多々あり。頑張れ、頑張れと自分にも励ましの声を掛ける。とてもいいお話です。
読了日:7月22日 著者:山本 甲士
予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)感想
初めての角田光代。タイトルが秀逸、これに惹かれて購入。ウチの息子も娘もジミー・ペイジ、惜しかったなあ。当時、そういう感覚なかった。お腹の中に別の人が入っている感覚、これは女性だけなんだよな。凄く新鮮だったし、もっと若い頃読んでいれば違う感想もあったかも。もう高校生になってしまった我が子が生まれた時、当時のことを思い出しながら読んでたらとても懐かしかった。徐々に盛り上がっていく感じが嬉しかったなあ、良かった良かった。ほんと、そう感じる小説。
読了日:7月22日 著者:角田 光代
無人島に生きる十六人 (新潮文庫)無人島に生きる十六人 (新潮文庫)感想
初代ドラクエのマップみたいなカバーデザインだったので、最近の話かと思ったら作者は1880年生まれだと知って驚く。悲壮感がまったくなくて、人が死ななくて、ハッピーエンドで、なんだかうまく行き過ぎな感じがするが、実話であるというのも凄い。最後にたどり着いたところは、駿河湾の女良港とあったが、相良港か?気になる。
読了日:7月22日 著者:須川 邦彦
となり町戦争 (集英社文庫)となり町戦争 (集英社文庫)感想
役所の仕事を揶揄しているところが気に入らないが、全体としては絶妙なバランスでストーリが進行する。戦闘シーンも無く死者の数だけがその実態を表すという得体の知れない不気味さが巧い。香西さん、とっても切ないねえ。実は、世界のどこかで起こっている紛争も同じことなんだよね、私たちが感じとっていないだけ、あるいは知ろうとしないだけ。怖いことだ。
読了日:7月22日 著者:三崎 亜記
天国までの百マイル (朝日文庫)天国までの百マイル (朝日文庫)感想
単身赴任先でこれ読んだ後、思い立って、540km、軽自動車で走って家族に会いに行きました。330マイルなんで私の勝ち(笑)、でもいい話だなあ、出てくる人、みんな優しいし、いい人。幸せな感じになる。PPMの500milesも私、大好き、意味がわからず歌えましたが、意味判りました(笑)馬鹿なんです、私。家族っていいなあ、子供たちのこともいっそう可愛くなりました。亡くなった親父のことも思い出しました。とても素敵な小説です。
読了日:7月16日 著者:浅田 次郎
史上最強の大臣: THE CABINET2史上最強の大臣: THE CABINET2感想
前作と同様にテンポ良く展開するので、サクサクと読める。語り部分が多いので若干押しつけがましい。あくまでも政治ではなくエンターテイメント、小説ということで読めば、実に楽しいし、主張もそれなりに理解できる。教育、外交の難しさはこのとおりで、またその重要性もしかり。昔、某政党・政治家が『沈黙の艦隊』を教科書代わりに読んでいるという言われたことがあったが、このシリーズも試しに読んでみるといいかも。もちろん現実社会では通用しないだろうが、こういう本を読んで共感しているということが判るだけでも意味あるかもしれない。
読了日:7月11日 著者:室積 光
いとしのヒナゴン〈下〉 (文春文庫)いとしのヒナゴン〈下〉 (文春文庫)感想
いいぞ。福島県に単身赴任中なので、ふるさとのことが普通以上に愛しい。やっぱり田舎であっても、ふるさとはいいのだよ。平成の市町村合併がかなり本質をついている。新市長は、ちょっと行き過ぎだと思うが、物語といしては良い落としどころ。重松清とは同じ年齢です。過ごした時代も同じ、感性も同じ、ほんと共感します。とても良質な小説です。
読了日:7月5日 著者:重松 清
エンキョリレンアイ (新潮文庫)エンキョリレンアイ (新潮文庫)感想
単身赴任4ヶ月目に入りましたが、何か(笑)50歳になろうとするおっさんが読む本ではないかな、出来すぎなストーリ、これでいいの?もうしわけないが、小説として陳腐。と、冷めたどこかで運命的な出会いを期待している単身赴任(←くどい!)
読了日:7月2日 著者:小手鞠 るい

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