Amazonの箱を大量整理した

積み上がったAmazonの箱が窓を塞ぎ陰鬱に暗いので整理した。

昨年の年末大掃除の時にはなかった箱なのでおおむね10ヶ月分か。数えたら全部で71箱あった。

作業スペースがないので、階下の居間に移動。よたよたと、6往復した。

長女(中3)が「突っ込んでいい?」と嬉しそうに言うので許可をしたらこうなった。積み木が好きな兄妹だったが、まだ幼いなあ。

まずは、箱上部の宛先シール(個人情報)をはがす。気持ちよくはがれる。

次に、商品を固定する段ボールと圧着ビニールを分別する。カッターで少し切り込みを入れると作業が進む。この部分がもっとも時間がかかる。

大きめの箱で重たいなあと思ったら、未開封で、なんと中身がそのまま入っていた。出てきたのは懐かしの「ボーニー」。そう言えば、あまりにもうまくいかなかったのでやっきりこいて、もう一つポチったような記憶がある。だれかボーニーを作りたい方いますか?

箱の分解、これもパリパリと簡単に分解することができる。箱の強度と分解のしやすさ、絶妙な接着強度のバランスが素晴らしい。突っ込んだ娘に手伝わせる。

終わった・・・。作業時間、娘と2人がかりで約30分ってとこか。

意外に大量のビニールが発生。プラの回収日に出すか。

剥がしたシールと納品書が6枚、これらは燃えるゴミへ。

商品固定用の段ボール、外箱サイズにかかわらずほとんど同じ大きさで、箱とは接着剤で固定されている。

この辺でちょっと遊び心が。最初は、邪魔になったので分解して捨てるというレベルであったが、あれこれ整理しながらやっていると統計好きの家計の血(母方祖父系)が騒ぎ、ちょっとだけ確認をしてみる。

計71箱の内、もっとも多いのが、XM01、XM02というサイズ。違いは、XM01が厚さ6センチ、XM02は厚さ7センチと1センチの差。ヲレが注文する書籍(文庫本、単行本)はほとんどこのサイズの箱で送られてくる。ただし、最近は文庫本1冊だと圧着袋タイプのもので送られてくることが多い。この圧着タイプの場合、文庫本がそのまま入っているので輸送中に中でずれたりしてカバーが傷んでいることがあり、正直、嫌いだ。したがって、文庫本は2冊同時注文をすることにしている。

次の箱、上から、XM10、XM03、XM04、XM05だが、厚さは11センチから12センチで微妙。ほとんど同じサイズの箱だが、違いは底面や蓋面の展開の違い。

  • 中央で合わせるタイプ(XM04、XM05)
  • 一枚タイプ(XM03)
  • 組み込みタイプ(XM10)

おそらく送付する商品の重さとかそういうものの違いであると思うが、それ以外の要因として考えられるのは箱の単価かな。XM03が最も安価だと思われる。今後はXM03が主流か。

それ以外の箱を見てみると、厚さと縦横の幅が大きく異なるモノ。もっとも厚い箱はXM08で17センチ、大きさでは小さい方から、XL05、XL03、XL01、XX01となる。

ということで、片付けが終了。部屋が広くなったような気がするなあ。外の景色も見えるし。

Amazonでは「この商品の大きさでこの箱」みたいに送付してくるが、箱の種類が多ければ箱の在庫管理や箱の選択の基準を細分化しなければならない。梱包手順もそれぞれ用意しなければならないし、輸送時の積み上げ方も種類が少ない方が単純化しやすい。それらがすべて企業収益に繋がってくるのだから、おそらくこのAmazon方式は、経験と論理的なマネージメントにより生み出されたものであろうし、最も効率的なのだろう。