夜桜

今年は、忙しくて桜に触れる機会が少ない。昨年は、牛代の水目桜を観に行って、それはそれは感動したもの(http://d.hatena.ne.jp/tipitu/20110413/1302685608)。

で、仕方なしに今年は、近くの川の土手の夜桜を観てみる。これで4月ですかというくらい寒い。

LUMIX GF1で、三脚を使わず、欄干に固定して撮影。シャッタースピードは7秒くらい。恥ずかしながら、紅葉かって感じになってしまった。ヘタれ。これはもちろんヲレの撮影技術の問題なのだが、でもここで一つ言いたいのは、さくら祭りだから紅白の提灯をぶら下げるっていうのはやめてもらいたい。桜の淡い桃色(今風に言えば、ピンクい)が死んでしまう。赤くなってしまうよ。

まあ、それ以前に、桜並木と紅白提灯って似合わない。夜桜用に目立たないように白熱灯だけにして、自然を楽しむという演出をそろそろ考えるべきではと思う。京都の寺社では、通路から見えないところに照明を設置し、うまく間接照明を使って演出している(ヲレが観たのは紅葉)。前時代的な「お祭り=提灯」ではなくて、さりげない演出で最大限の感動を引き出す発想が必要。例えば、桜並木の下では宴会禁止みたいなものも含めてだが。