神様のカルテ

軽く読了。話題になり映画化もされるということで、ついつい手に取ってしまったが、まあ、想像したとおり軽いノリ。櫻井翔とかいうジャニーズ系が主演ということだけで多分・・・という気持ちがあったが、やっぱりか。カバーデザインもなんなんだ?というイメージ先行・一般受け商業主義たっぷりで、一つのパターンとして気をつけなければならない手合いだ。

神様のカルテ

神様のカルテ

要するに小説技法として甘いなあと思うし、悪くないストーリであるが安っぽいテレビドラマのようだし、登場人物はそれぞれ魅力的に描かれているがが皆いい人ばかりで気持ちが悪い。作り物感たっぷりでリアルではない。

著者の夏川草介(ペンネーム)は、本業は地域医療に携わる医師ということで、尊敬もするし感謝もする。しかしながら、せっかくの現場からの発信ならば、小説としてはもう少し作り込んで行ってもらいたいし、地域医療の悲惨さも描いてもらいたい。既に発売されているが次作に期待するところ、というか期待したいのはこのシリーズ以外か。

ちなみに2010年「本屋さん大賞」第2位なんだけれども、審査甘くね。

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