ハート・ロッカー

映画館で見逃した『ハート・ロッカー』をDVDで観る。全編緊張感溢れる映像に、過呼吸気味。最近、こういうのが多い。間違ってもヲレは観ないであろう『アバター』とアカデミー賞で競ったということであるが、それに値するのかどうかはよくわからん。リアリティを追求しているのはよくわかるのだけれど、それでは結局何を伝えたかったのかよく判らなかった。

これ↑、釘が怖い。『グリーン・ゾーン』はすごく判りやすかったが、これって戦争って怖いだけじゃないだろと思うのだが、所詮素人、そういう機微な部分がわからない。で調べてみると、平和を望む人限定「スパイク通信員の軍事評論」http://spikemilrev.com/index.shtml がすっごく解りやすい。というか、このサイトの運営者は何者だ。すごすぎる。以下、「スパイク通信員の軍事評論」の「ハート・ロッカーに関する記事」です。

劇場用パンフレットに解説を書いた人らしい。あまりにも詳しいので、サイト運営者の著書『ウォームービー・ガイド』を買ってしまったよ。

ウォームービー・ガイド―映画で知る戦争と平和

ウォームービー・ガイド―映画で知る戦争と平和

ここまで書かれると、もう何も言うことがない。そっち見て。で、終わってもなんなので、DVDレンタルするときに気がついたこと。これはないだろ。

思わず騙されるところだった。危ね!『ハート・アタッカー』恐るべし。

デザイナーの能力凄い。プライドというものがないのかと言いたい。でも、観てみたい気もする。