LASIK(レーシック)手術を受ける(検査編)

レーシック、視力回復治療を受けることにした。だから、今、東京にいる。連休前に予約して、今日は事前検査のため品川近視クリニック(千代田区有楽町)に来院した。

品川近視クリニックを選んだ理由は、

  • レーシック(屈折矯正医療)専門クリニックであること
  • 症例数が日本一というか世界一、ヲレが手術を受ける銀座院は日本最大規模の施設・設備(スタッフが充実している)
  • イントラレーシックであること(従来のレーシックは、刃物を使うもので、手術費用は安いが精度は低い。過日、感染症騒ぎが起きたのは、このタイプのもので刃物から感染した模様。イントラレーシックは、イントラレーザーを使用。実はよく分かっていないのだが、とにかく刃物は使わないというだけで、なんとなく安心でしょ)

ということ。レーシック手術を受ける(眼鏡をやめたい)理由は、次のとおり。

  • 昔から、眼鏡を掛けなければならないことがコンプレックスだった。
  • 眼鏡が似合わないと思っている。いや、絶対に似合わない。
  • 自転車に乗るとき不便。
  • 下を向くと眼鏡が垂れる事がある。
  • スキーのとき不便。
  • ラーメンを食べるとき、曇る。
  • 冬、外から暖房が効いた湿度が高い室内に入ると眼鏡が曇る。
  • バイクのヘルメットを被るとき面倒。
  • マスクをするとメガネが曇る。
  • 朝起きて、時計が見えない。
  • 風呂で不便。特に旅行に行ったときの大風呂ではわけがわからない。
  • 海、プールで不便。水着の女性がよく見えない。
  • サングラスを自由に選びたい。
  • カメラのファインダーや双眼鏡を覗きにくい。
  • ヘッドフォンをするときに邪魔になる。
  • 爽やかな男になりたい。
  • 眼鏡のない生活、長年の夢
  • 人より早くLASIK手術をして、自慢したい(ヲレの周りでは初めてだ)。ネタの一つとして。
  • 100円玉が落ちているのを人より早く見つけたい。
  • 風が強いときに、眼鏡が飛ばされそうになることがなる。実際に、セントレアで飛ばされ、50メートル以上、眼鏡が転がった。
  • そもそも、眼鏡に金が掛かる。定期的にレンズの交換が必要。壊れることもあるし。
  • 視力検査の時、前に出て測らされる(0.1以下の場合)のは屈辱的だ。
  • 技術の進歩を享受したい。いい時代に生まれたと。

そして、レーシック手術をしてやろうと決意した一番の理由は、

を読んだからだ。レーシックをググると、レーシック眼科とグルではないかというアフィリエイトリンクや眼科バナーばかりの記事が多く、信用できない(できそうもない)ものが多い。その点、「らいおんの隠れ家」のid:lionfanさんの記事は信頼できると感じた。この記事には、一歩も二歩も前に押し出されたよ。

さて、今日の行動。

静岡から東京まで新幹線で移動。車中、岩淵弘樹著『遭難フリーター』を読む。ちなみに、出かける時の同居人との会話。

  • 同居人「不安じゃないの?」
  • オレ「手術は不安じゃない。それよりも、事前検査であなたは不適格ですと言われるかもしれないという不安はある。今更できないでは、悔やまれる。」

品川近視クリニックの銀座院は、有楽町イトシア13F〜15Fにある。交通の便がよい。有楽町で昼食を摂り、GINZA HANDSで時間をつぶし、午後1時40分に受付に行く。受付が広く、たくさんのスタッフがいる。

事前予約をしてあるので、受付はスムーズ。免許証で本人確認をし、割引クーポン券を出す。A42ページ分の問診票を渡されるので、ささっと記入。簡単にチェックされ、待合いに行くよう指示される。荷物はロッカーに入れる。

待合いには、30人ほどの検査待ちの人がいる。次から次へと検査室に入っていくが、同じくらいの人が新たに待合いに入ってくる。すごい。品川近視クリニックは、月に2万人以上の手術を行うので、一日当たりにすると600人を超える。確かに、そのくらいのペースだ。

直ぐに検査室に呼ばれる。ちなみに、名前を呼ばれるたびに、生年月日で本人確認がされる。検査室も広大でたくさんの検査機器とたくさんのスタッフがいる。検査する人、検査される人合わせて50人くらいいるのでは。初めてやるような検査ばかりだが、スタッフの多くは若い女性で、みな優しい。これは、うれしいよ。やたらとしつこい視力検査などをやり、次の暗室検査へ。

暗室検査室にも数10人の人がいて、4つほどの検査をする。散瞳検査のための目薬を点眼され、次の待合いに行く。

待合いで待っている途中(薬の効果が出て瞳孔が開くまでの間)、手術の種類や注意点、術後の生活などの説明がされる。眼底検査をした後、次の検査。この検査は、目玉の表面に機械で触れる(何かの圧を計ったらしい)とのことで、げっ怖い一瞬と思ったが、点眼一滴で麻酔が効き、まったく痛くない。手術もこんな感じかもしれないと、ちょっと安心。これが最後の検査で、最終待合いに行く。この時点で、既に4時。2時間も検査をしていたことになる。

しばらく待って、眼科医の診察と丁寧な説明を受ける。ちなみにこの初老の眼科医は、眼鏡を掛けていた。優しくて、すべての質問に答えてくれる。

ヲレの場合、手術は可能(角膜の厚さや角度などで手術できない人もいるらしい)で、右0.1、左0.08の視力を、右1.5、左1.2になるよう矯正をすると説明を受けた。これは人によって違うもので、例えば眼鏡を掛けて無理矢理2.0にしてしまうと頭が痛くなったり気持ちが悪くなったりするのと理屈は一緒らしい。その人に一番あったムリのないところまで矯正するとのこと。

手術のタイプは、「品川プレミアムスーパーイントラレーシック」というもの。両眼で16.3万円。今日の適応検査料、10年以内の再手術保証も含む。ちなみに、静岡から東京までの交通費(往復)は、1万2000円程度かかるが、領収書があれば1万円まで負担してくれる。

以上、適応検査の様子だ。全体的には、診察、スピーディ、清潔で何も不安要素がない。診察と受付での最後の確認事項が終わって、午後4時40分。手術は、明日の午前11時からだ。手術はすれば、しばらくパソコンは控えることになるだろう。手術の様子、感想は後日のエントリになる。

手術が成功するように!(←人ごとだなあ)

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