新型インサイト、乗ってみて気づいたこと(1)

ホンダ新型インサイトが納車され、5日間経過した。約100キロ走行、ほとんど通勤程度しか乗っていない。でも、試乗では気づかなかったことがいくつかある。

  • 時計がない

何か足りないと感じていたのだが、それは当たり前にあると思っていた時計がどこにもなく、時間の確認ができないということ。多機能はいらない。デジタルで○時○分が判ればよい。今まで、どんな車でも装備されていたのに、インサイトにはない。

まさかオプションということはないだろうが。電化製品みたいな車なのに、時計がないというのは不思議だ。もしかして、ヲレが知らない操作があって、意外なところで表示ができるような隠れコマンドがあるのかもしれないが、わからない。

ナビのマップを出せば、画面の角に小さく表示されることまでは判明している。でも、通勤の時には地図は表示させないのだよね。

  • P(パーキング)レンジにするとエンジンが掛かる仕様

Dレンジでブレーキを踏んで停まると、アイドリングストップする。ところが、ブレーキを踏んだまま、Pレンジにするとエンジンが掛かる。「いや、ヲレは、もう車から降りるのだよ、だからPレンジにしたのだよ」という常識が通じない。駐車場に入って降りるなら、エンジンキーをひねってエンジンを止めて、シフトレバーをPレンジに入れ、ブレーキを離す。これがインサイトの手順。慣れの問題だが、発想の転換が必要だ。

  • リアワイパーがない

軽く雨が降ったとき、気づく。ああ、リアワイパーがないんだ。そういえば、オプションであったような気がするが話題にならなかった。これって、検討すべき事だったのだろうか。

インサイトの開発者は、恐らくリアワイパーを付けたくなかったのだろうと想像する。あのツルッとしたリアウインドウのラインは、空力特性を重視した天井の一部なんだと。だから、ワイパーがあることはおかしい。天井にワイパーは付けないんだ・・・みたいに。

そもそも、車内からの後方視界は元々良くない。多少、水滴が付いて見にくくなっても最初から見にくい。それに、よくよく考えてみれば後方視界ってそれほど重要ではないような気がする。走行中は、車が来ている程度判れば問題ない。

車庫入れとかでバックさせる場合は、ナビの画面にリアカメラかの映像がくっきり映る。リアカメラが付いている車なんて初めて乗ったが、非常に便利。左右のサイドミラーとリアカメラだけで、キッチリと駐車帯に入れることが可能だ。

ということで、リアワイパーは不要。あとは、撥水コーティング剤でも塗っておこうか。

以上、知っているかもしれないがヲレは買ってから気がついた点。

※ 関連記事