人生のつくり方

人生の教科書「よのなか」の藤原和博編著。

107人の様々な分野の普通の人(でもないが)が、どのような経過を辿って今の居場所を見つけたのかをそれぞれ紹介するもの。多くがヲレと同じ40歳代で、興味深い。

人生のつくり方

人生のつくり方

サンマーク出版は、つまらない本も多いけど、時々こういう面白い本も創る。しかしだ、帯にもあるように「みんな最初はフツーの人」というのは理解できるが、今に至るまでは多くが転職を繰り返し、苦労を重ねながら今の居場所を見つけている。ヲレはどうなのか、というと駄目だ。そのまま、流れに任せて同じ事を続けている。

今もフツーの人であるし、特別な人になろうとも思わないし、けれども今のままでいいとも思わない。やや諦めが入っているが、限界も見えてもいる。この書籍は、我が子が高校に入る前に読ませようか、そんなことを考えながら読み終わる。