ハイスクール1968

著者の名前(ペンネーム)を見ていい加減だと勝手に思っていたのだが、読んでみると凄い。超進学校から東大、高校に入る前の春休みに高校三年までの数学を説いてしまったという人。

ハイスクール1968

ハイスクール1968

1960年代が魅力的な事は今更言う事ではないが、それはその時代に生まれ、成長の過程でその雰囲気を感じ、世の中の流行に影響され、今の遅筆堂の基礎ができあがった時代である。この1960年代でも、著者が高校一年生になった1968年から3年間の事を綴った自伝。面白すぎる。


このものすごい知の集積は、憧れをも感じる。全編を通じて当時の臭いを感じる。それは今にない不安定な世の雰囲気と世界から発信される新しい文化と物質。魅力的であるが危険も感じる期待と挫折の時代であった。


この一冊は、当時を知る読者にとって著者と共感を得る事が出来る貴重な存在である。お勧め度:95/100

【最後に、遅筆堂(tipitu)から切なる願い】
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