本のある場所、八月の鯨、「ぼくは本屋のおやじさん」でスローライフを!

久しぶりの新刊です。

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インプレス刊『静岡 本のある場所』を読んでいると、おっ、親戚の店が載っているじゃんかと発見。この書籍は、静岡県内の本屋・ブックカフェ・古書店・図書館を写真と簡潔な文章で紹介をしているもの。装丁もシンプルで素敵な感じです。

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P34-35に掲載されている「古本と珈琲 八月の鯨」という古書を売りながら珈琲を出す浜松市内にあるブックカフェです。店主は、私の従姉妹のダンナさん。まあこだわりのオヤジですが、とてもいい方です。ロック関係、尋常でないところを過ごしてきています。例えば、グランド・ファンク・レイルロードの伝説の嵐の中のライブを実体験しちゃったりしています。凄い。カウンターで珈琲を頼めば、そんな話も聞けるかもしれません。

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小さなカフェですが、蔵書数は約3000冊、選りすぐった棚揃えはなかなかです。とは言え、実はまだ入ったことがありません。一度、行ってみたのですがお休みだったりして(笑)

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いいなあ、サラリーマンやめてこういう生活をしたいというのを実現している感じです。私も就職するときには、早川義夫著『ぼくは本屋のおやじさん』(1982年初版)を舐めるように読んで「就職しないで生きるには」を真剣に考えたものです。ちなみに著者の早川義夫は、伝説のロックグループ「ジャックス」のリーダー。23歳の時、突然、音楽をやめて書店を開業しました。新刊書店も古書店も営業的には大変なことは判りますが、本に囲まれてスローに生きるのもいいのではないかと本気で思っています。うーん、思い切りかなあ。