投票は権利か義務か

今日は衆議院議員選挙投票日。恐ろしく寒いので、投票する人も選挙事務をされている方も大変です。開票事務までだと深夜になるので体調管理に気をつけてですね。

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さてこれは、3日前に我が家の郵便受に投函されていた某選挙立候補者のチラシに留めてあった紙切れです。これに記載されている「成人なら投票は権利&義務です」には反論したくなります。投票は「権利」であって「義務」ではない、憲法上でも権利としていますが義務とはしていません。

もちろん投票をすべきだと思いますが、義務と言われると抵抗があります。投票した責任、また権利を行使しない(投票しない)責任はそれぞれが負うべきです。また、なぜ投票がされないのかを考えるべきで、まして義務化にも抵抗があります。
投票率を表示する紙切れも付いていました。投票率の低さは由々しき事態ですが、投票率が根本的な問題ではありません。なぜ、投票率が低いか。ここをよく検証し改善すべきです。
投票率の低さを主張する選挙では本末転倒。候補者も有権者もそれぞれ責任を持つべきです。

まあ、理由を付けて投票に行かないことは簡単ですが、私は白票も投票の一つ(権利の行使)と考えていますので、ぜひ投票会場には行ってもらいたいなと思います。