コンビニコーヒーのカップの話

コンビニコーヒーが盛んだ。私もミニストップかセブンイレブンで買うことが多い。缶ジュースは買うことが少なくなった。緑茶の世界もこういう手を打たなければ駄目だと思うよ。茶価の安いペットボトルに凌駕されて10年以上経つけど、未だに対策を打てずにいる・・・という話ではない。

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コンビニコーヒーのカップの話だ。非常に便利だが唯一の不満がある。それは最後の一滴まで飲めないこと。必ずカップの底にこれだけ残る。車の中のゴミ箱に捨てにくいし、ちょっとだけだが漏れればシミになったり臭いも残る。なんとかならないか。

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このカップの蓋の形状は素晴らしい。カチッと嵌まるし、倒れても外れないし、唇に熱さが伝わらないし良く出来ていると思う。ところがだ、最後まで飲めないのはこのカップの形状にある。

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ミニストップのカップの蓋だが、この窪みの部分に溜まったコーヒーは飲み口の穴に流れ込まない。カップを逆さにしても(天井向いても)飲めない。

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これはセブンイレブンの最近のカップだが、傾斜を付けるなどの若干工夫の跡が見られる。が、やっぱりだめ。

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この部分にコーヒーが溜まり飲めない。いずれにしろこの窪みが必要かということであるが、飲み口の唇が当たる部分(特に上唇)の咥えた感を持たすためには、蓋のこの部分以外をフラットにするしかないかなあと日々考えている(笑、少なくとも残る量は減るような気がする)。なんでオレがこんなことを考えなければいけないのと思うのだが、こういう商業デザインの部分、ユーザビリティを高めることを考えることは楽しいのですよ。
仕事もそうですが、なぜ不便なのか、どこが原因なのか、どうすれば使いやすくなるのか、どうすれば喜ばれるか、そんなことを常に考えることが必要。ということでいつもつまらないことを考えています。メーカーの企業努力に期待!