南相馬市内、完全に雪国の様相

都内の大雪情報が入る中、早めに自宅を出発して静岡から福島へ移動。静岡駅、5分も待たずに遅れて到着した東海道新幹線こだまに飛び乗る。自由席を確保できたのでラッキー。後発のいつ来るかわからないひかりの指定席券を持っていたのだが新幹線は遅延に次ぐ遅延で数珠繋ぎと思われるので、多分これの方が早いと信じる。2時間以上かけて東京駅に到着。今度は、直近の東北新幹線やまびこに乗り込み、壮絶な席取りゲームをこなす。腹拵え、いつもの駅弁「品川貝づくし弁当」を食べる。

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福島駅に着く、雪、多すぎ。駅から24時間500円の格安駐車場までは雪中行軍だ。今回はここまでの雪を想定せず静岡夏模様で帰省してしまったので、服装や靴の装備が脆弱。

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5日に路面凍結をしていた交差点と同じ場所。車の走り易さだけで言えば、今日の状態の方が良い。新雪がサクサクして気持ちがいい。

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先ずは、駐車場の車の掘り起こし。5分ほど掛けてスノーブラシで雪を落とす。長靴でないので、足下は雪だらけ。しかも、気をつけて作業したのに車内が雪だらけになる。雪に慣れない静岡県民には酷な作業だ。

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峠の入る前のセブンイレブン。いつもこの店で気合を入れるためにコーヒーを買う。手前の交差点、一体、どこが道でどこが停止線なのかよくわからない。こんな状態の中これから約70キロ弱の道のりを運転する。途中、川俣町の水境峠の道路上で立ち往生している車(福島ナンバー)2台を発見。あの斜度の上り坂・深雪ぐしゃぐしゃの中で一度停まってしまうと中々抜け出せない。後ろに車が数珠つなぎになってしまえば更に焦ってアクセル踏んでしまいそう。静岡県民のヲレもその車の後ろで停まってしまったが、気を取り直してゆるゆる再出発、無事、追い越す。

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川俣町を抜けた先の飯舘村は積雪量多いのでどこが道路なのか判りにくいが、比較的平地なのでラクチン。南相馬市境の八木沢峠も福島市側からだと下りになるなので、一度登り切ってしまえばゆるゆる走ればいい。2時間半を掛けてアパートに無事戻る。やれやれだ。

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南相馬市内、完全に雪国の様相。30センチほどの積雪だろうか。大雪警報が発令されている。帰宅後、約3時間で更に10センチほど積もる。朝食用のパンを買ってないことに気づき、近所のミニストップへお買い物。部屋着に長靴、傘挿した姿は、まさに地元民。私の歩いた跡がキタキツネの歩いた跡のように見える。(てなことないか)

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寝る前に部屋から覗いてみた。まだ降っている。車が埋まっちゃうよ。それにしても、車ってこんな状態でも動くのだから凄いよね。体力的にも精神的にもとても疲れた一日。