雪の仙台、杜の都、伊達政宗

冬期の東北には初めて訪れる。今回は、所用で杜の都、仙台を訪れる。ばんばんと雪が降っていて、レンタカー運転中もびびりまくり。でも、雪のない静岡県中部南に住む人間としては、とても刺激的です。

東北大学内を散々迷った後に仙台城跡(青葉城とどう違う?)にたどり着く。積雪10センチ。とても寒い。憧れの伊達政宗像。かっこいいぞ。

説明板、何も読めない。鹿児島桜島も火山灰で全く読めなかったなあ。そんなのばっかり。

同じ敷地内にあった護国神社。神道なんで、娘の受験と息子の学業成就とお袋の元気をお詣りしてくる。

立派である。二礼二拍一礼。

仙台藩祖 伊達政宗霊屋「瑞鳳殿」の涅槃門。

瑞鳳殿伊達政宗の墓所である。地味だが威厳がある。

と思いきや、近づいてみると、地味ではない。鮮やかなだけれどもシックな色合い、かっこいい。彫刻もすごいぞ。

感仙殿(右)と善応殿(左)、二代藩主 伊達忠宗と三代藩主 伊達綱宗の墓所。なんというか、伊達家の品ある血脈が感じられる。雪景色がその色彩を際立たせる。素晴らしい。残念ながらどの建物も昭和20年の戦災で焼失し、再建がされたもの。仙台は、もともと「千代」。「千年の世といわず永遠に栄えあり」と願いを込めた伊達政宗の和歌が残っているが、さもありなん。地方都市とは思えない繁栄が感じられる仙台には感動したよ。