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風立ちぬ

映画

諸用事の合間を縫って、映画『風立ちぬ』を観た。ジブリものを映画館で観るのは初めて。以下、感想。

  • 堀越二郎の声(庵野秀明)が最悪。棒読み。なぜ素人を起用する?
  • 時代背景はなんとなく雰囲気は出ていたが、戦争の悲惨さは表現できていない。
  • 零戦や日本の技術のすごさがわからない。たぶん、知識のない今の若者には理解できないのでは。
  • 泣けない。
  • 全体的にぬるま湯のように緩くて薄い。あの時代、もっと激しく厳しかったと思う。
  • アニメ、画が雑ぱくで繊細さを感じない。ジブリ映画の画って、もっともっと細部まで作り込んでいなかったかな。

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主に三菱重工業も堀越二郎も本庄も実在のものをモデルにしている。本庄が開発した爆撃機は一式陸攻で、すぐ火を噴いたから「ワンショットライター」と言われていた。零戦もそうだけれど、人を守るよりも爆弾を積み込むとか戦闘能力を優先とした当時の設計思想、つまり国が何を優先したかみたいなところももう少し描かれていれば良かったかな。若い人たちには多分わからないところで、もったいない。

 

ジブリ・日曜日・公開2日目ということもあり、中高生が多い。映画や小説などに触れることは良いことだと思うが、マナーが悪すぎる。膝を立てて観る、友達とコソコソと話をする、いすを揺らす、ポップコーンを音を立てて食べる、エンドロールの時にしゃべり始めるなど、映画館で映画を観る資格なし、最低だ。途中、ムッときてど突く。休日の昼間に映画を観てはだめだとあらためて知る。

 

笑えたこと。エンドロールの時、どこかのおじさんとおばさんが「この一本で終わり?」と話していたこと。今時、2本立てなんてないでしょ、昭和の時代の感覚。30年ぶりに映画を観たとかそういうことかなあ。

 

まあ、いろいろ言うところ多い映画だが、物作りを目指す若者には観てもらいたい。また、選挙も終わったが、外交・国防・憲法改正・震災対応など、今後の日本の将来を考える上でも見ておいて損はない。つまり、この映画の背景を理解することが大切だということ。歴史から学ぶところは多い。