バルタン星人のおむつとうなじ

苦悶の・・・もとい、くもんのペーパークラフト「バルタン星人」の本格的な制作に取りかかる。納期(←どこに)は今年中という厳しいもの。

ペーパークラフトは通常ブック形式になっているので、まずは分解することから始まる。くもんのシリーズは、ページの若い順に組み立てていくので、4〜5ページぐらい取り外す。

まずは胴から。ほんとうにこれであのバルタン星人になるのかという単純な形状から。こういう手順は、ペーパークラフトを企画・設計した方の思想が反映されると思う。半跏思惟像なんかの作り方とは、根本的に違う。

下半身だが、赤ちゃんのおむつを着けているようだ。正直、かっこ悪い。

胴と下半身を合わせてなんとなく完成。まだ、実に簡単な作業だけ。

次は、スカートというか腰巻きというか、腰を後ろから覆うもの。組み立て説明ではわかりにくいが、色印刷をしている面は裏側になる。段々の模様部分は白地にところに付けていく。

スカートの完成、ちょっと虫っぽくなったか。

これに羽としっぽを付けて行く。微妙な曲げやのり付けが必要で、組み立て説明では理解できない。完成写真が欲しいところなので、ここの掲載していおく。参考に。

肩の取り付け。まだ胴体の中に手が入るので比較的に作りやすい。

首を取り付け。かなり難しくなってきたが、不可能ではない。どこまで接着剤を付けて良いのか、考えながら組み立てる。

背中の取り付け。仮組みをなんどもして形状に合わせた曲げをしておく。なるべく自然に曲面を作りたいので、親指で裏面からこすりながら曲げていく。

平面に取り付けるわけではないのでかなり困難。慌ててやると失敗する。肩・右脇・左脇と順に固定していく。それぞれ完全に接着がされたか確認後にやらないと失敗する。引っ張り気味で接着するので、短気起こして手を離したりすると緩んだ状態で接着がされてしまう。強度が出るまで忍耐、忍耐、指で押さえ続ける。

うなじを取り付けた状態。本当に難しい。素材が紙なので引っ張ったり曲げたりが可能なので、その辺の紙の特性を見極めて組み立てる。くもんのペーパークラフトシリーズは、工夫が必要。できあがりを想像して、仮組をしつこいくらいして接着作業に入ること。慌てると後悔するよ。かなり精神的に辛い。